Apple Watch Series 10と9の比較

Apple Watch Series 10は9からどう進化した?その違いを徹底比較!

更新日: 著者:TOKEMEE編集部

Apple Watchシリーズの2024年最新機種であり、Series 9の後継機であるApple Watch Series 10(アップルウォッチシリーズ10)が登場。新型のSeries 10は旧型のSeries 9からどう変わったのか気になっている人も多いはず。そんな人向けに、TOKEMEE(トケミー)編集が、Apple Watch Series 10とSeries 9の違いを比較し、Series 10がSeries 9から進化したところを分かりやすく紹介しています。最新モデルSeries 10発売を機にApple Watchデビューを考えている人も、Series 10と値下がりしたSeries 9どちらにしようか迷っている人も、旧機種(Series 9/8/7)から買い替えを検討している人も是非参考に。

※記事内には一部広告を含みます

Apple Watch Series 10とは

Apple Watch Series 10

Apple Watch Series 10(アップウォッチシリーズ10)は、Apple Watch誕生10年の節目として2024年9月20日に発売開始されたApple Watchシリーズの2024年最新機種です。Apple Watch Series 1から続くApple Watchシリーズの人気シリーズの2024年新型です。Apple Watchシリーズの中ではエントリーモデルであるSEシリーズの上位機種であり、プロモデルであるUltraの下位機種という位置付けです。

Apple Watch Series 10は、ファン待望のブラックカラーが登場し、画面が大型化し筐体が薄型化したのが大きな特徴です。斜めから見ても美しい広視野角OLEDを採用しディスプレイ性能も向上しています。深度センサーや水温センサーを搭載しシュノーケリングや浅いフリーダイビングにも対応。WatchOS 11登場により、睡眠時無呼吸の兆候を特定出来る機能やトレーニング負荷を可視化出来る機能なども利用出来るようになっています。Series 10は、Series 9から着実に進化し、Ultraシリーズにも匹敵するようなスペックのApple Watchへと変貌を遂げています。

Apple Watch Series 10の主な種類

Apple Watch Series 10(アルミニウムケース)

Apple Watch Series 10の定番モデルであるアルミニウムケースモデル。Apple Watch初の鏡面仕上げのアルミニウムは、滑らかな光沢があり、高級感がアップしています。

Apple Watch Series 9(アルミニウムケース)

商品名:Apple Watch Series 10 46mm
参考価格:64,800円
サイズ:46x39x9.7mm
重量:36.4g
ディスプレイ:LTPO3 OLED常時表示Retina
画面解像度:416x496
バッテリー:18時間
防水:50メートル
通知:○
通話:○
GPS:○
歩数計:○
心拍数計:○
血中酸素:○
心電図:○
睡眠計:○
音楽プレイヤー:○
電子マネー:○

Apple Watch Series 10(チタニウムケース)

Apple Watch Series 10では、Series 9まではなかったチタニウムケースモデルが登場しています。航空宇宙産業レベルの鏡面仕上げのチタニウムは、耐久性の高さと美さを兼ね備えたモデルです。従来のステンレススチールモデルと比べて重量が約20%軽くなっているのも魅力的です。

Apple Watch Series 10(チタニウムケース)

商品名:Apple Watch Series 10 46mm
参考価格:125,800円
サイズ:46x39x9.7mm
重量:41.7g
ディスプレイ:LTPO3 OLED常時表示Retina
画面解像度:416x496
バッテリー:18時間
防水:50メートル
通知:○
通話:○
GPS:○
歩数計:○
心拍数計:○
血中酸素:○
心電図:○
睡眠計:○
音楽プレイヤー:○
電子マネー:○

Apple Watch Series 10と9の共通の新機能【WatchOS 11】

Apple Watch Series 10と9の共通の新機能

左:Series 10、右:Series 9

2024年最新モデルであるApple Watch Series 10の発売日(9月20日)の少し前の9月17日にリリースされたApple Watch専用OSの最新バージョンである「WatchOS 11」では、様々な便利機能が登場しています。これらの最新機能は多くの部分で新機種であるSeries 10と旧機種であるSeries 9と共通しています。Series 10とSeries 9の共通の2024年新機能は主に、「睡眠時無呼吸の通知」、「バイタルアプリ」、「トレーニングの負荷」、「妊娠中のさらなるサポート」の4機能です。

共通①睡眠時無呼吸の通知

Apple Watch Series 10の睡眠時無呼吸の通知

Apple Watch Series 10の登場とともに、WatchOS 11で登場したApple Watchの2024年最新機能の目玉と言えるのが「睡眠時無呼吸の通知」です。睡眠時無呼吸(睡眠時無呼吸症候群)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気(参照元:みんなの医療ガイド-兵庫医科大学病院)のことです。主な症状に睡眠中のいびきや中途覚醒、起床後の頭痛や体のだるさ、日中の眠気などがあります。Apple Watchは内蔵の加速度センサーを活用し、睡眠中の手首の僅かな動きをモニタリングすることで睡眠時無呼吸の兆候を検出し、睡眠時無呼吸の通知を行なってくれます。この機能は、Series 10とSeries 9共通です。ただし、Series 8以前の機種では利用出来ません。

共通②バイタルアプリ

Apple Watch Series 10のバイタルアプリ

WatchOS 11へとOSアップデートすることでSeries 10とSeries 9共通で利用出来る2024年新機能の二つ目が、「バイタルアプリ」です。バイタルアプリは、起床後に睡眠時の心拍数や呼吸数、手首皮膚温、血中酸素、睡眠時間といった複数の健康指標を同一アプリ内でサッと確認出来る機能です。いくつも健康関連のアプリを開いてデータを確認することなく、バイタルアプリのみで昨晩の複数のヘルスケアデータを確認出来るため、毎朝の健康状態や体調の把握に役立ちます。

共通③トレーニングの負荷

Apple Watchのトレーニングの負荷

Series 10とSeries 9の共通の2024年新機能の三つ目は、「トレーニングの負荷」です。トレーニングの負荷は、分かりやすく言うとトレーニングによる身体への負担を可視化出来る機能のことです。過去7日間に行なったワークアウトの強度と時間を、過去28日間に行なったワークアウトと比較し、現在のトレーニングの負荷を5段階(かなり下・下・一定・上・かなり上)で表示します。かなり下や下なら、身体への負荷が軽い状態なのでもっと追い込んだトレーニングが出来る、又は、上やかなり上なら、身体への負荷が高い状態なので怪我を避けたり疲労回復を図るためにトレーニングの強度を下げるなどデータに基づいた合理的な判断が出来るようになります。

共通④妊娠中のさらなるサポート

Apple Watch Series 10の妊娠中のさらなるサポート

Series 10とSeries 9の共通の2024年新機能の四つ目は、「妊娠中のさらなるサポート」です。妊娠中のさらなるサポートは、妊娠中の女性をきめ細やかに見守ってくれる機能です。ユーザーがiPhoneのヘルスケアアプリで妊娠を記録するとApple Watchの周期記録アプリに妊娠期間が表示され、妊娠中によく起こり得る症状を記録することができます。また、妊娠中の健康に関する様々な推奨事項や通知を表示してくれます。

Apple Watch Series 10と9を比較し、Series 10が進化したところ

Apple Watch Series 10が9よりも劣るところ

左:Series 10チタニウム、右:Series 9ステンレススチール

  • 待望ブラック登場
  • 大きくて薄くなった
  • 充電が速い
  • 初の広視野角OLED採用
  • 水深・水温センサー搭載
  • スピーカーによるメディア再生対応
  • 通話のための「声の分離」機能

2024年新型であるApple Watch Series 10は、2023年旧型であるSeries 9からどう変わったのか気になるところ。Series 10とSeries 9の違いを比較し、Series 10がSeries 9から大きく進化したところは上記のように、「新色ブラック」、「大型&薄型化」、「高速充電」、「広視野角OLED」、「水深・水温センサー」、「メディア再生対応スピーカー」、「声の分離」の主に7点です。

進化①新色ブラック登場

Apple Watch Series 10の新色ジェットブラック

Apple Watch Series 10がSeries 9から進化した一点目は、Apple Watchファン待望の黒色のApple Watchが登場した点です。Series 9/8/7では黒色の代わりとしてミッドナイト、Series 6以前ではスペースグレーがあったのですが、真っ黒と言える色味ではありませんでした。しかし、今回のSeries 10では遂に正真正銘の黒色である“ジェットブラック”が登場したのです。また、Series 10のアルミニウムケースはSeries 9までのアルミニウムケースと違い、艶や光沢感のある鏡面仕上げのアルミニウムとなっています。そのため、Series 10のジェットブラックアルミニウムケースはSeries 9のミッドナイトアルミニウムケースよりも高級感が増しています。

進化②画面大型化&筐体薄型化

薄型化したApple Watch Series 10

Series 10がSeries 9から進化した二点目は、画面が大きくなり、筐体の厚みが薄くなった点です。Series 9のケースサイズは41mmと45mmだったのに対し、Series 10は42mmと46mmへと変更され、小さい方と大きい方でそれぞれ1mm大型化しています。当然ディスプレイ領域もSeries 9よりもSeries 10の方が広がり、画面に表示出来る数字や文字の量が増え、メッセージアプリやメールアプリ、LINEアプリ、ニュースアプリなどでの文章が見やすくなっています。さらに、Apple Watch装着時のパスコード入力や、メッセージを送る際の文字入力、ワークアウトの一時停止などの操作性も向上しています。

ディスプレイサイズが大きくなっているけれど、筐体の厚みは薄くなっているため、着け心地も良好です。Series 9の厚みが10.7mmに対しSeries 10は9.7mmと1.0mm薄型化しています。筐体の厚みが薄くなったことで、一般的な腕時計に近い装着感となりました。また、筐体の厚みが薄くなったことで本体重量も軽くなっています。Series 9 45mm GPSモデルが38.7gに対し、Series 10 46mm GPSモデルが36.4mmとなっています。

進化③広視野角OLEDディスプレイ搭載

広視野角OLEDディスプレイを採用したApple Watch Series 10

Series 10がSeries 9から進化した三点目は、ディスプレイ性能の進化です。Series 10は、従来のOLED常時表示ディスプレイに変わる広視野角OLED常時表示ディスプレイを搭載しています。広視野角OLEDは従来のOLEDと比較し、より広い角度でより明るい光を発することが出来る革新的ディスプレイで、Series 10はSeries 9と比較し、ディスプレイを斜めから見た時の明るさが最大40%向上しています。例えば、PC作業をしながら目線を下に落とした際や、コーヒーや荷物を片手に画面をチラ見した際に、時刻やコンプリケーション情報、各種通知情報などを一目で読み取りやすくなっているのです。

また、広視野角OLEDは従来型OLEDと比較し電力効率が向上し、常時表示モードでのリフレッシュレートが1分に1回から1秒に1回へと高速化しています。これにより、Series 9では手首を捻らないと文字盤の秒針を確認出来なかったのに対し、Series 10では手首を捻らない(常時表示モードのまま)でも文字盤の秒針を確認出来るようになったのです。さらに、WatchOS 11より登場した新文字盤“リフレクション文字盤”も、Series 10の高速リフレッシュレートによってその良さが最大限引き出される仕組みとなっています。

進化④より速く充電出来る最新高速充電対応

Series 10がSeries 9から進化した四点目は、より高速な充電への対応です。Series 9も高速な充電に対応していますが、Series 10は従来の高速な充電よりも速い“より高速な充電”に対応しているのです。Apple Watchをバッテリー0%から80%へと充電する充電時間は、Series 9が45分に対してSeries 10が約30分と約15分時間短縮されています。Series 10は新しいメタル背面に従来よりも大きく効率的な充電コイルを組み込むことで、充電スピードが向上しているのです。Series 10なら、15分の充電だけでも最大8時間の通常使用が可能となっているため、帰宅後の隙間時間にちょっと充電するだけで睡眠中の含め1日24時間使用出来ます。

進化⑤水深計や水温センサーを搭載

水温センサー搭載のApple Watch Series 10

Series 10がSeries 9から進化した五点目は、水深センサーや水温センサーを搭載している点です。Series 10はSeries 9には無かった水深計アプリを備え、水中ワークアウトにおける水温表示にも対応し、Ultraに近づいた機種へと変貌を遂げています。時刻・水温・最大水深・水中にいる時間・水温などのデータを計測出来る水深計(最大6メートルまで)を備えているため、シュノーケリングや浅いフリーダイビングなどのマリンスポーツを楽しむことが出来ます。さらに、ダイブコンピュータアプリであるOceanic+アプリにも対応予定です。ただし、Ultraが水深40メートルまで対応しているのに対し、Series 10は水深6メートルまでの対応のため、本格的なダイビングにはUltraが必要です。

進化⑥スピーカーでオーディオ再生可能

Series 10がSeries 9から進化した六点目は、内蔵スピーカーでのオーディオ再生に対応した点です。Apple Watchで音楽再生する場合、Series 9では必ずBluetoothイヤホンが必要だったのですが、Series 10ではイヤホン不要で時計のスピーカーから直接音楽を流すことが可能になったのです。Apple MusicやAmazon Music、Spotifyなどの音楽アプリはもちろんのこと、Apple PodcastやApple Booksなどでもオーディオ再生可能です。また、WatchOS 11で追加された翻訳アプリでは翻訳されたフレーズをそのままオーディオ再生出来るので、時計単体でのリアルタイム翻訳が可能となっており、海外旅行や海外出張の際に便利です。

進化⑦通話品質向上

Series 10がSeries 9から進化した七点目は、マイク性能の向上です。Series 9には無かった、通話のための「声を分離」機能をSeries 10に搭載しています。この機能は、街中や駅構内、レストランなどの周りのガヤガヤする音や、道路沿いでの車の走行音、風の強い日の風の音などの雑音から、ユーザーの声を分離し、通話相手にクリアに声を届けてくれる機能です。

Apple Watch Series 10と9を比較し、Series 10が劣るところ

Apple Watch Series 10

Apple Watch Series 10はSeries 9から多くの点で進化しています。しかし、逆にSeries 9からSeries 10へとバージョンアップする中で魅力半減となっている箇所も多少あります。それが、「ステンレススチールケース廃止」と「大型化」の2点です。

劣る①ステンレススチールケース廃止

Series 9までアルミニウムケースの上位ケースとしてステンレススチールケースが用意されていたのですが、Series 10はステンレススチールが廃止され、代わりにチタニウムケースが上位ケースとして用意されるようになりました。控えめな光沢感のチタニウムケースよりも、分かりやすく光沢感で華やかな印象のステンレスケースを好む人も多いので、ステンレスケース好きの人にとっては残念な変更点です。また、より高価な素材であるチタニウムを使っているため、従来の上位ケースよりも価格が高めとなっています。

劣る②大きくなった

Series 10はSeries 9からディスプレイサイズと筐体が大型化され、画面情報がより見やすくなったメリットもあるのですが、小さいサイズを好む人にとってはこれは残念なアップデートとも言えます。Series 9では一番小さいサイズとして41mmを選べたのですが、Series 10は一番小さいサイズでも42mmとなっています。また、大きい方も45mmからより大きい46mmへと変更され、人によっては大き過ぎると感じるかもしれません。

Apple Watch Series 10・9・8のスペック比較表

機種 Series10 Series9 Series8
画像 Apple Watch Series 10 Apple Watch Series 9 Apple Watch Series 8
販売ページ amazon amazon amazon
発売日 2024年9月20日 2023年9月22日 2022年9月8日
価格 59,800円〜 59,800円〜 45,500円〜
サイズ 42mm:42x36x9.7mm
46mm:46x39x9.7mm
41mm:41x35x10.7mm
45mm:45x38x10.7mm
41mm:41x35x10.7mm
45mm:45x38x10.7mm
重量 42mm:30g〜
46mm:36.4g〜
41mm:31.9g〜
45mm:38.7g〜
41mm:31.9g〜
45mm:38.8g〜
ベゼル アルミニウム
チタニウム
アルミニウム
ステンレススチール
アルミニウム
ステンレススチール
ガラス アルミ:Ion-X
ステンレス:サファイア
アルミ:Ion-X
ステンレス:サファイア
アルミ:Ion-X
ステンレス:サファイア
ディスプレイ LTPO3 OLED常時表示Retina
(広視野角OLED)
LTPO OLED常時表示Retina LTPO OLED常時表示Retina
画面解像度 42mm:374x446
46mm:416x496
41mm:352x430
45mm:396x484
41mm:352x430
45mm:396x484
最大輝度 2000ニト 2000ニト 1000ニト
チップ S10 SiP S9 SiP S8 SiP
容量 64GB 64GB 32GB
防水 50メートル 50メートル 50メートル
水深計 - -
水温センサー - -
防塵 IP6X等級 IP6X等級 IP6X等級
バッテリー
(低電力モード)
18時間
(36時間)
18時間
(36時間)
18時間
高速充電
(約30分で0→80%)

(45分で0→80%)

(45分で0→80%)
ダブルタップのジェスチャー -
通知
メール返信
通話
通話のための「声の分離」 - -
GPS
(GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS)

(GPS/GLONASS/GALILEO/BEIDOU)

(GPS/GLONASS/GALILEO/BEIDOU)
心拍計
(第3世代)

(第3世代)

(第3世代)
血中酸素
心電図
睡眠計
睡眠時無呼吸 -
皮膚温
音楽再生
スピーカーでのオーディオ再生 - -
電子マネー
Suica
緊急SOS
海外における緊急通報
衝突事故検出
転倒検出

Apple Watch Series 10と9、今選ぶならどっちがおすすめ??

Apple Watch Series 10とSeries 9

2024年最新機種であるApple Watch Series 10が登場した今、最新モデルのSeries 10を買うべきか、それとも少し値下がりした旧機種のSeries 9を買うべきか悩むところです。基本的には、デザインと性能面でバージョンアップしたSeries 10がおすすめですが、少しでも予算を抑えてApple Watchを買いたいという人はSeries 9を選ぶのもアリです。

Series 10

Apple Watch Series 10

  • 2024年最新機種
  • 新色ジェットブラックがカッコいい
  • 画面大型化なのに筐体は薄型化
  • 広視野角OLEDで圧倒的に見やすい
  • 水深計や水温センサー搭載でUltraに近づいた

今、Apple Watchを買うなら、やはり最新機種であるApple Watch Series 10がおすすめです。Series 9/8/7/6などの旧機種からの乗り換えにもおすすめです。

Series 10は、新色ジェットブラック(黒色)が登場し、初の鏡面仕上げアルミニウムケースを採用し、従来のステンレススチールモデルのような高級感漂う見た目となっています。ディスプレイが大きくなり、最新の広視野角OLEDディスプレイを搭載し、画面情報の見やすさや操作性も一気に向上しています。筐体は薄型化されガジェット色が薄まり、見た目も装着感も通常の腕時計に近づいた印象です。今選ぶなら、見た目の美しさや情報の視認性、操作性などの面で大きく進化したSeries 10を選んでおいた方が満足度は高いはずです。

また、機能面では、6メートルまで測定可能な水深計や、スイミングワークアウトにも対応した水温センサーを備えるなど、水中アクティビティでの利便性が大幅に向上しています。そのほか、スピーカーで直接音を流せるスピーカーでのオーディオ再生機能や、通話品質を上げる「声を分離」機能もあると便利です。デザイン面と機能面で確かなバージョンアップを果たしているため、今はSeries 10が一押しです。

Apple Watch Series 10(アルミニウムケース)

Series 10を選ぶなら、定番のアルミニウムケースがおすすめ。今回のアルミニウムケースはApple Watch初の鏡面仕上げアルミニウムケースを採用し、高級感がアップしています。

Apple Watch Series 9(アルミニウムケース)

商品名:Apple Watch Series 10 46mm
参考価格:64,800円
サイズ:46x39x9.7mm
重量:36.4g
ディスプレイ:LTPO3 OLED常時表示Retina
画面解像度:416x496
バッテリー:18時間
防水:50メートル
通知:○
通話:○
GPS:○
歩数計:○
心拍数計:○
血中酸素:○
心電図:○
睡眠計:○
音楽プレイヤー:○
電子マネー:○

Apple Watch Series 10(チタニウムケース)

より高級感を求める人には、上位ケースであり、Ultraシリーズにも採用されているチタニウムケースがおすすめ。特に、チタニウムケースと相性抜群のミラネーゼループバンドとの組み合わせがおすすめです。

Apple Watch Series 10(チタニウムケース)

商品名:Apple Watch Series 10 46mm
参考価格:125,800円
サイズ:46x39x9.7mm
重量:41.7g
ディスプレイ:LTPO3 OLED常時表示Retina
画面解像度:416x496
バッテリー:18時間
防水:50メートル
通知:○
通話:○
GPS:○
歩数計:○
心拍数計:○
血中酸素:○
心電図:○
睡眠計:○
音楽プレイヤー:○
電子マネー:○

Series 9

Apple Watch Series 9

  • 2023年発売の1代前の旧機種
  • Series 10よりも安く買える可能性大
  • Series 10よりもサイズが小さい
  • WatchOS 11により睡眠時無呼吸の通知が利用可能

Apple Watchの購入予算を抑えるなら、Apple Watch Series 10の発売により値下がりしたSeries 9を選ぶのもおすすめです。

今、Series 9を選ぶ最大のメリットは、やはりSeries 10よりも安く買えるところです。Series 9ならSeries 10よりも数千円程度安く買える可能性があります。また、Series 9はSeries 10よりもサイズが小さいのも、小さめサイズを好む女性や手首細めの男性にとっては大きな魅力です。さらに、Series 9でもWatchOSを最新のWatchOS 11へとアップデートすることで、2024年の最新目玉機能である“睡眠時無呼吸の通知”を利用可能です。

Apple Watch Series 9(アルミニウムケース)

Apple Watch Series 9

商品名:Apple Watch Series 9 45mm
参考価格:64,800円
サイズ:45x38x10.7mm
重量:38.7g
ディスプレイ:LTPO OLED常時表示Retina
画面解像度:396x484
バッテリー:18時間
防水:50メートル
通知:○
通話:○
GPS:○
歩数計:○
心拍数計:○
血中酸素:○
心電図:○
睡眠計:○
音楽プレイヤー:○
電子マネー:○

最後に:最新のApple Watchを試してみよう!

Apple Watch Series 10は、デザイン面と機能面でSeries 9からバージョンアップしています。最新のSeries 10を手にすることで、より便利なApple Watchライフを楽しむことが出来ます。もちろん、Series 9も十分過ぎるスペックを備えているため、Series 6/5/4などの旧機種から乗り換えを検討している人は十分に満足出来るでしょう。

TOKEMEE編集部

ピックアップ記事

Apple Watchの比較 pick up

iPhoneユーザーに人気のスマートウォッチであるApple Watch(アップルウォッチ)。スマートウォッチに興味が出てきてApple Watch購入を検討している人も多いはず。でも、Apple W ...

Garminのスマートウォッチの比較 pick up

ガーミンのスマートウォッチを初めて買うなら、どの機種を選んだら良い??と悩む人向けに、TOKEMEE(トケミー)編集部が2024年の今選ぶべきガーミンのスマートウォッチのおすすめモデルを紹介しています ...

SUUNTOのスマートウォッチの比較 pick up

登山やトレランなどのアウトドアアクティビティを楽しむ人に人気の高いスマートウォッチメーカーであるSUUNTO(スント)。スントのスマートウォッチはたくさん種類があり、どの機種を選んだら良いのか迷うとこ ...