登山やトレランなどのアウトドアアクティビティを楽しむ人に人気の高いスマートウォッチメーカーであるSUUNTO(スント)。スントのスマートウォッチはたくさん種類があり、どの機種を選んだら良いのか迷うところ。今回の記事では、スントの最新スマートウォッチを比較し、今選ぶべきおすすめモデルはどれかを紹介しています。スントのスマートウォッチってどうなの?と気になっている人も、スントのおすすめ機種を知りたいという人も是非参考に。
目次
スントとは
名称 | SUUNTO(スント) |
メーカー | SUUNTO(スント) |
国 | フィンランド |
対応OS | iOS/Android OS |
そもそもSUUNTO(スント)とはどんなメーカーか。スントとは、北欧フィンランド生まれの精密機器メーカーです。ブランド創業当初から技術力に優れたコンパスメーカーとして知られ、現在では高性能なスマートウォッチやダイブコンピューターを展開するブランドとして世界的に高い人気を誇ります。
スントのスマートウォッチは過酷な環境下でも精細で正確に動作する高い精度とタフさを備えており、特に登山家やトレイルランナーなどから高い評判を得ています。また、北欧発祥のスマートウォッチらしく、シンプルかつスタイリッシュなデザインであり、世界中に多くのファンを抱え、日本でも多くの芸能人や有名インフルエンサーがファッション時計としてもスントを愛用しています。見た目に高級感もあり、ビジネスウォッチとして活用するビジネスマンも意外と多いです。
スントのスマートウォッチを選ぶメリット
- おしゃれでデザイン
- タフなボディ
- 長時間バッテリー
- 頼もしいアウトドア機能
- 多彩なトレーニング指標
SUUNTO(スント)のスマートウォッチには、上記のように、「見た目がおしゃれ」、「タフネスボディ」、「ロングバッテリー」、「アウトドア機能」、「トレーニング指標」などのメリットがあります。もし、これらの点に魅力を感じるなら、スントのスマートウォッチを選んでみるのがおすすめです。
北欧らしいおしゃれなデザイン
スントのスマートウォッチの最大の魅力は、フィンランド生まれのスマートウォッチらしい、シンプルでおしゃれな北欧デザインです。北欧のミニマリズムデザインに、装飾として細身の金属製ベゼルを採用し、高級感のある端正なルックスとなっています。また、多くの機種で、ベゼルは光沢感が魅力のステンレススチールか、マットな光沢感で大人の雰囲気漂うチタニウムか選ぶことが出来ます。
タフなボディ
スントのスマートウォッチは、世界中の冒険家から愛されるように、タフネスウォッチである点も魅力的です。スントの多くの機種が、サファイアクリスタルガラス、100m耐水設計、動作温度-20〜55℃、米軍物資調達基準MIL-STD810Hなどのスペックを備え、傷に強く、衝撃に強く、水に強く、氷点下に強く、高温環境に強いタフネス仕様です。登山やトレラン、マウンテンバイク、マリンスポーツなどのアクティビティでも安心して使えます。
長時間バッテリー
スントのスマートウォッチは機能面ではバッテリー持ちが良いのが魅力的です。スントのスマートウォッチなら通常使用で有に1週間以上バッテリーが持ちます。機種によっては、2週間以上、3週間以上、さらには1ヶ月もバッテリーが持つ超ロングバッテリー仕様もあります。また、内蔵GPSセンサーを活用しアクティビティログを取るGPSモードでも、優に1日以上バッテリーが持つのも凄いところです。また、GPS計測はパフォーマンスモード・エンデュランスモード・ウルトラモード・ツアーモードの4種類あり、GPS精度を落とすことでより長い時間(日数)GPS計測が可能となっています。長時間動き続ける登山やトレイルランニングなどのアクティビティでも安心ですし、数日間にわたり開催される大会でも活用出来ます。
頼もしいアウトドア機能
スントはもともと冒険家であるトーマス・ヴォホロネンにより設立された会社であり、冒険家のためのコンパスやスマートウォッチなどを開発する精密機器メーカーであるため、アウトドア機能が非常に充実しています。気圧高度計やコンパス、日の出・日の入り時刻表示、ウェザーアラーム、血中酸素で高度順応、GPSナビゲーション機能、オフラインマップ、長時間バッテリーなどアウトドアシーンで頼りになる機能が盛りだくさんです。
多彩なトレーニング指標
スントのスマートウォッチはランナー向けのトレーニング機能も充実し、トレイルランナーはもちろんのこと、ハーフマラソンやフルマラソンを走るマラソンランナーにも人気が高いです。ランナー向け機能として、GPSによる走行距離計測やペース表示が出来るのはもちろん、VO2MAX測定やランニングパワー計測、ワークアウト中の地図ナビなどの機能を備えています。さらに、トレーニング回復やトレーニング負荷、進行状況などのトレーニング指標を確認出来るのも便利です。
スントのスマートウォッチの全種類の特徴
SUUNTO(スント)のスマートウォッチにはどんな種類があるのか。スント製スマートウォッチはこれまでたくさんの種類の機種が販売されてきましたが、2024年最新機種を含め現行機種は、「SUUNTO 9 PEAK PRO」と「SUUNTO RACE(RACE S)」、「SUUNTO VERTICAL」、「SUUNTO OCEAN」の4種類です。
SUUNTO 9 PEAK PRO
- 旧フラッグシップウォッチ
- 北欧らしいミニマルデザイン
- 小型&薄型&軽量で快適な装着感
- MIL-STD810H準拠のタフネス仕様
- 95種類以上のスポーツモード搭載
SUUNTO 9 PEAK PRO(スント9ピークプロ)は、2022年10月25日に発売された95種類以上のスポーツモードを備えるマルチスポーツウォッチです。発売当初は最上位モデルという位置付けだったのですが、現在はRACEやVERTICAL、OCEANなどの新機種登場により、入門機的立ち位置となっており、値下がりで安く買えます。9 PEAK PROの最大の特徴は、ボディサイズが小さく(43mm)、厚みが薄く(10.8mm)、重量も軽い(64g)ため、アウトドアシーンやスポーツシーン、普段使いでも快適な装着感である点です。95種類以上のスポーツモードを備え、様々なスポーツシーンにて時計が邪魔になることなく快適に使用出来ます。
また、米軍物資調達基準であるMIL-STD810H準拠のタフネス仕様であるため、傷や衝撃に強く、雨や水にも強いため、激しいスポーツでも、天候条件の悪い日でも、ハードに使い倒すことが出来ます。バッテリー持ちもGPS計測時で最大40時間と長く持つので、長時間に及ぶアクティビティでも安心です。発売当初の2022年時点ではSUUNTOのフラッグシップモデルだったため、機能性は抜群です。今は新機種登場により値段が下がり、安く買えるためお買い得です。
SUUNTO Race(Race S)
- トレイルランナー・マラソンランナーから人気の機種
- 高精細AMOLEDディスプレイによる抜群の視認性
- より測位精度の高い2周波GPSに対応
- GPS計測でも65時間稼働の長時間バッテリー搭載
- トレラン大会のルートデータ(GPX)を取り込み可能
SUUNTO RACE(スントレース)は、2023年10月7日に発売されたランナー人気の高いパフォーマンスウォッチです。2024年7月3日にはコンパクトモデルであるSUUNTO RACE S(スントレースS)も登場しています。SUUNTO RACEの最大の特徴は、高精細AMOLEDを採用し、画面解像度466x466を誇る視認性抜群のディスプレイです。画面が明るくて、高コントラストで色再現性が高く、屋外でも屋内でも画面が圧倒的に見やすく綺麗です。視野角も広く、走りながらでも抜群の視認性を誇ります。
また、L1とL5の2つの信号を同時に受信出来るデュアルバンドGPS/GNSS(2周波GPS)に対応しているため、山や高層ビルなどの障害物が多い山間部や都市部でも精度の高い位置測位が可能となっています。さらに、オフラインマップ機能を備えるので、トレラン大会のGPXデータを取り込むことで、アクティビティモードでフルカラー地図上にルートを表示しながら走ることが出来るのも大きな特徴です。そのほか最新のトレーニング機能やヘルスケア機能も搭載しています。
SUUNTO RACE
SUUNTO RACE S(コンパクトモデル)
SUUNTO VERTICAL
- 登山家に人気のアドベンチャーウォッチ
- 山でのアクティビティに使いやすいデザイン設計
- 軍用規格の最高峰であるMIL-STD810H準拠のタフネス仕様
- ソーラー充電対応の超ロングバッテリー
- 全世界のオフラインマップを無料で利用可能
SUUNTO VERTICAL(スントバーティカル)は、2023年6月9日に発売された冒険家向けのアドベンチャーウォッチです。主に登山やトレッキング、ハイキング、キャンプ、釣りなどのアウトドアを楽しむ人に人気の機種です。SUNNTO VERTICALの最大の特徴は、スント唯一のソーラー充電対応で、圧倒的なバッテリー持ちを誇る点です。ソーラー充電対応モデルなら、スマートウォッチモードで最大60日間(約2ヶ月間)充電なしで使用出来ます。最も測位精度の高い設定(パフォーマンスモード)でのGPSトラッキングでも最大60時間可能なので、1泊2日の登山でも安心です。
また、VERTICALは主に山での使用を想定し、山で映えるデザイン、山アクティビティで使いやすい設計になっているのも特徴的です。例えば、右側面のボタンは、手袋をしたままでもボタンを手探りで見つけやすく、誤って他のボタンを押してしまわないように工夫が施されています。さらに、機能面では、山での行動に役立つ、コンパスや高度計、気圧計、暴風雨アラートなどを備え、さらに等高線表示対応のオフラインマップ機能も搭載しています。
SUUNTO OCEAN
- SUUNTOのハイエンドスマートウォッチ
- 山も海もコレ1つで足りる最強スペック
- 本格的なダイブコンピューター機能
- ダイビングで最大60時間トラッキング出来る
- ワイヤレスタンク圧対応
SUUNTO OCEAN(スントオーシャン)は、2024年6月10日に発売されたスントのハイエンドスマートウォッチです。SUUNTO OCEANの最大の特徴は、山でも海でもSUUNTO OCEANひとつで楽しめる最強のスペックを備えた最上位機種である点です。SUUNTO OCEANは、山系アウトドアに便利なGPSナビゲーションやオフラインラップ、長時間のGPSトラッキング、暴風雨アラームなどを備え、そこに本格的なダイブコンピューター機能を搭載した機種となっており、山でも海でも万能に使える最強のスマートウォッチとなっているのです。
SUUNTO OCEANの目玉機能であるダイビング機能は、レクリエーション目的のスキューバダイビングとフリーダイビングに使用可能です。ダイビング自動開始機能を備え、ウォッチが圧力の上昇や水との接触を感知することで自動的にダイビングが開始されます。ダイビング中には減圧情報や浮上速度などの重要データを確認可能で、ダイバーの安全性を確保するための様々な警告機能も搭載されています。さらに、便利なダイブルート追跡機能も搭載しています。
スントのスマートウォッチのスペック比較表
機種 | 9 PEAK PRO | RACE S | RACE | VERTICAL | OCEAN |
---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||
販売ページ | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon |
発売日 | 2022年10月25日 | 2024年7月3日 | 2023年10月27日 | 2023年6月9日 | 2024年6月19日 |
価格 | 76,780円〜 | 64,900円〜 | 82,280円〜 | 109,950円〜 | 128,900円 |
サイズ | 43x43x10.8mm | 45x45x11.4mm | 49x49x13.3mm | 49x49x13.6mm | 49.9x49.9x13.2mm |
重量 | 64g | 60g | 83g | 86g | 99g |
レンズ | サファイアクリスタル | ゴリラガラス | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル |
ベゼル | ステンレススチール チタニウム |
ステンレススチール チタニウム |
ステンレススチール チタニウム |
ステンレススチール チタニウム |
ステンレススチール |
ケース | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド |
バンド | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
ディスプレイサイズ | 1.2インチ | 1.32インチ | 1.43インチ | 1.4インチ | 1.43インチ |
ディスプレイタイプ | LED | AMOLED | AMOLED | LED | AMOLED |
画面解像度 | 240x240 | 466x466 | 466x466 | 280x280 | 466x466 |
タッチスクリーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カラーディスプレイ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
耐水 | 100m | 50m | 100m | 100m | 100m |
MIL-STD810H | ○ | - | ○ | ○ | - |
バッテリー(スマートウォッチモード) | 21日間 | 9日間 | 16日間 | 30日間(ソーラー使用時60時間) | 16日間 |
バッテリー(GPSモード) | 40時間 | 40時間 | 65時間 | 90時間(ソーラー使用時140時間) | 65時間 |
ソーラー充電 | - | - | - | ○ | - |
デジタルリューズ | - | ○ | ○ | - | - |
通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
クイック返信 (Androidのみ) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
通話 | - | - | - | - | - |
音楽コントロール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
音楽保存再生 (Androidのみ) |
- | - | - | - | - |
suica | - | - | - | - | - |
歩数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
消費カロリー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
睡眠時間/就寝時間/起きている時間 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
浅い睡眠 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
レム睡眠 | - | ○ | ○ | - | ○ |
睡眠の質 | ○ | - | - | ○ | - |
血中酸素レベル | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
ストレスと回復状況 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
HRV測定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
GPS | ○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
デュアルバンドGPS/GNSS | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
コンパス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
GPS高度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
血中酸素で高度順応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
垂直速度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
オフライン地図 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
GPS速度および距離 | ○ | ○ | ○ | - | - |
ピークトレーニング効果 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
リカバリタイム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
パーソナル心拍ゾーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
フィットネスレベル(VO2max) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
乳酸しきい値検出 | - | ○ | ○ | - | ○ |
トレーニングに基づく回復時間 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
トレーニング負荷 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ランニングパワー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
SuuntoPlus Ghostrunner | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スポーツモード | 95種類以上 | 95種類以上 | 95種類以上 | 95種類以上 | 95種類以上 |
マルチスポーツ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
シュノーケリング用深度メーター | 10m | 10m | 10m | 10m | 60m |
ダイブコンピューター | - | - | - | - | ○ |
スントのスマートウォッチの機種別の違いを比較
SUUNTO 9 PEAK PROとRACEの違い
SUUNTO(スント)のスマートウォッチを選ぶ際、普段使いしたい人や、トレランやマラソンに使いたい人は、SUUNTO 9 PEAK PROとSUUNTO RACEで迷う人が多いです。9 PEAK PROとRACEの大きな違いは、ディスプレイの種類とオフライン地図への対応の2点です。
違い①ディスプレイタイプ
9 PEAK PROが従来のLEDディスプレイに対し、RACEは近年の最新スマートウォッチのトレンドになっているAMOLEDディスプレイを採用しています。AMOLEDディスプレイは普通の液晶に比べて、色再現性が高く、解像度も高く、単純にRACEの方が9 PEAK PROよりも画面表示が綺麗です。AMOLED搭載のRACEなら普段使いもしやすいです。
違い②オフライン地図への対応
9 PEAK PROとRACEはどちらも95種類以上のスポーツモードを備え、マルチスポーツウォッチとして便利に活用出来るのですが、オフライン地図への対応に違いがあります。9 PEAK PROはオフライン地図非対応で、RACEはオフライン地図対応です。RACEなら、フルカラー地図上でルートを確認しながら走ることが出来ます。トレラン大会でも地図を見ながら安全にゴールを目指すことが出来ます。
SUUNTO RACEとRACE Sの違い
トレイルランナーやマラソンランナーなどから高い人気を誇るSUUNTO RACEには、RACEとRACE Sの2種類あります。RACEとRACE Sの大きな違いは、本体サイズとタフさ、バッテリー持ちの3点です。
違い①サイズ
RACEとRACE Sの最大の違いは、ボディサイズです。RACEは49mmサイズに対し、RACE Sは45mmサイズとなっています。男性の場合は大きいRACEが、男性でも手首の細い人や女性の場合にはRACE Sがしっくりきます。また、デザインにも微妙に違いがあり、RACEが側面に細かい溝がありアウトドアテイストで、RACE Sがよりシンプルでミニマルなデザインとなっています。
違い②タフさ
RACEとRACE Sを比較すると、RACEの方がRACE Sよりもタフな仕上がりです。RACE Sは50m耐水に対しRACEは100耐水。ガラス素材はRACE Sがゴリラガラスに対しRACEがサファイアクリスタルガラス。RACEは米国国防省制定のMIL-STD810H準拠。
違い②バッテリー持ち
RACEとRACE Sの機能面での大きな違いがバッテリー持ちです。どちらもバッテリー持ちに優れたスマートウォッチですが、RACE SよりもRACEの方がバッテリー持ちがより良いです。スマートウォッチモードだとRACE Sが最大9日間に対し、RACEが最大16日間。GPSモードだとRACE Sが最大40時間に対し、RACEが最大65時間。
SUUNTO RACEとVERTICALの違い
トレランから登山などの山系アウトドアを楽しむ人に人気が高いスントスマートウォッチのRACEとVERTICALで悩む人も多いです。どちらも高性能でアウトドアシーンにて便利に活用出来るウォッチですが、大きな違いとして、ソーラー充電への対応とディスプレイの種類の2点の違いがあります。
違い①ソーラー充電への対応
8万円台〜のRACEと10万円台〜のVERTICALの最大の違いは、ソーラー充電への対応非対応の違いです。RACEにはソーラー充電機能はありませんが、VERTICALのソーラーモデルにはソーラー充電機能があります。ソーラー充電対応のVERTICALなら晴れた屋外での行動中に太陽光で充電出来るため、より長い時間連続使用が可能となっています。そのため、バッテリー持ちのは、バッテリー持ちが良いと評判のスントの中でも、VERTICALが最強です。
違い②ディスプレイタイプ
RACEとVERTICAの二つ目の大きな違いは、ディスプレイの種類の違いです。VERTICALはバッテリー持ちを良くするために従来の液晶ディスプレイを採用していますが、RACEは高精細ディスプレイであるAMOLEDを採用しています。VERTICALでも視認性に問題はありませんが、画面の美しさはRACEが圧倒的です。
SUUNTO VERTICALとOCEANの違い
SUUNTOの上位スマートウォッチが欲しいという人には、SUNNTO VERTICALとSUUNTO OCEANあたりが人気です。どちらも定価10万円オーバーのプレミアムなスマートウォッチですが、VERTICALとOEANにはダイブコンピュータ機能の有無とソーラー充電への対応の違いがあります。
違い①ダイブコンピュータ機能の有無
VERTICALとOCEANの最大の違いとなっているのが、ダイブコンピュータ機能の有無です。ダイブコンピュータ機能はOCEANだけの機能です。OCEANにはVERTICALに搭載されているアウトドア型機能がほぼ全て搭載された上で、ダイブコンピュータ機能を搭載しているため、山でも海でも便利に活用出来ます。ダイブコンピュータ機能はとても本格的なものです。
違い②ソーラー充電への対応
VERTICALとOCEANのアウトドア系機能の大きな違いは、ソーラー充電への対応非対応の違いです。最強スペックのOCEANですが、ソーラー充電は非対応です。VERTICALはVERTICAL独自機能としてソーラー充電機能が搭載され、SUUNTO史上最長のバッテリー持ちを誇っています。ただし、その分、VERTICALは通常の液晶ディスプレイを採用し、OCEANは高精細AMOLEDディスプレイを搭載しているため、画面表示はOCEANの方が綺麗です。
スントのスマートウォッチ、2024年の今選ぶべきおすすめ機種はコレ!
おすすめNO.1は、SUUNTO RACE!
SUUNTO(スント)のスマートウォッチを選ぶなら、一番におすすめしたいのが、「SUUNTO RACE(スントレース)」です。普段使いの時計として、ビジネスウォッチとしておしゃれで機能性に優れたスマートウォッチを使いたいという人から、マラソン・トレランに使いたいランナーまで、おすすめ出来るスマートウォッチです。
SUUNTO RACEの最大の魅力は、北欧生まれのミニマルデザインに、高コントラストで美しいAMOLEDディスプレイを採用したスタイリッシュなスマートウォッチである点です。パフォーマンスモデルですが、美しい外観で、デジタルリューズも備えた使い勝手の良い機種であるため、ファッションウォッチ代わりとして活用したい人にもぴったりです。また、スマートウォッチモードで最大2週間以上(最大16日間)のロングバッテリーを備え、充電頻度が少なくて済むのも魅力的です。一般的な機能として、通知機能やミュージックコントロール、多彩な健康管理機能を備えています。
さらに、マラソンランナーやトレイルランナーには、日々のトレーニング状況を客観的データで把握出来るトレーニング指標が便利です。GPS測位精度が高い2周波GPSに対応し、オフラインマップ表示や気圧高度計、コンパスも備え、山を走るトレイルランニングで頼もしい機種となっています。ファッションとして使いたい人や、マラソン・トレランのトレーニングウォッチとして使いたい人に一押しです。
バッテリー持ち重視派やアウトドア好きには、SUUNTO VERTICALがおすすめ!
登山やトレッキング、キャンプ、釣りなどのアウトドアを楽しみたい人には、高性能アドベンチャーウォッチである「SUUNTO VERTICAL(スントバーティカル)」がおすすめです。
SUUNTO VERTICAL(ソーラーモデル)の最大の魅力は、ソーラー充電に対応し、最大約2ヶ月連続使用出来る驚異的なバッテリー持ちを誇るスマートウォッチである点です。また、ベゼル側面のグリップ力を高めるための放射線状の溝パターンや、手袋装着時でもボタンの誤操作を防ぐための押しやすいボタン設計など、見た目が美しいだけではなく山アクティビティでの使い勝手の良いデザイン設計となっているのもVERTICALの魅力です。アウトドアに欠かせない気圧計や高度計、コンパスも当然備えています。
GPSセンサーはL1とL5の同時受信可能な2周波GPSに対応し、山間部でもより精度の高い位置情報取得が可能なっており、GPSナビゲーションの信頼性が非常に高いです。おまけに、全世界のオフラインマップを無料でダウンロード可能で、どこへ行くにもオフラインマップとGPSを頼りに安全な行動が可能です。バッテリー持ちを重視したい人や、アウトドア好きの人には一押しの機種です。
ダイビングを楽しむなら、OCEANがおすすめ!
スキューバダイビングやフリーダイビングを楽しむ人には、スントのハイエンドモデルである「SUUNTO OCEAN(スントオーシャン)」がおすすめです。
SUUNTO OCEANの最大の魅力は、ダイブコンピューターとして使える本格的なダイビング機能を搭載したスマートウォッチである点です。OCEANなら、自動的にダイビングモードでの計測を開始し、ダイビング中にダイバーにとって重要となるデータを画面上で確認出来ます。ワイヤレスタンク圧トランスミッターを活用すれば、手元で直接ガス圧やガス消費量をモニタリングすることも可能です。また、様々な警告機能を備えているため、安全にダイビングを楽しむことが出来ます。水中でのルートを追跡出来るダイブルート追跡機能も搭載され、ダイバーにとっては非常に便利な機種です。
さらに、OCEANはダイブ専用スマートウォッチという訳ではなく、95種類のスポーツモードを搭載し、長時間バッテリーを備え、アウトドアに便利なオフラインマップ機能も搭載するため、スポーツやアウトドアでも便利に活用出来ます。スポーツでもアウトドアでも海でもフル活用出来る最強のスマートウォッチが欲しいという人にぴったりな機種です。
最後に:スントのおしゃれで高性能なスマートウォッチを活用してみよう!
SUUNTO(スント)のスマートウォッチはかなり高性能です。特にスポーツやアウトドア向けの機能が充実しているため、ランニングやマラソン、トレラン、マウンテンバイク、トライアスロンなどのスポーツを楽しむ人や、登山やトレッキング、キャンプ、釣りなどのアウトドアを楽しむ人にぴったりです。また、北欧生まれのスマートウォッチらしく、シンプルでありながらもスタイリッシュな外観であるため、普段使いもしやすいです。おしゃれで機能性の高いスマートウォッチが欲しいという人は是非北欧フィンランド生まれのスントのスマートウォッチを活用してみましょう。