キッズスマートウォッチとして有名なmyFirst Fone(マイファーストフォン)の人気機種であるR2(アールツー)とS3+(エススリープラス)。どちらも2023〜2024年に発売されたばかりの新しいモデルで、小学生の子供を持つ親御さんにとってたくさんの安心機能や便利機能を搭載しています。最新のmyFirst Foneを購入するにあたり、R2とS3+のどちらにようか迷っているお母さん、お父さんも多いと思います。
そこで今回の記事では、myFirst Fone R2とS3+を比較し、R2とS3+の共通点や違いを詳しく紹介しています。最後にはR2とS3+、今選ぶならどっちがおすすめかも紹介しています。小学生の女の子や男の子に持たせるキッズスマートウォッチとして、myFirst FoneのR2かS3+かで悩んでいる人は是非参考に。
目次
myFirst Foneの2023〜2024の人気最新モデルであるR2とS3+
myFirst Fone R2
myFirst Fone R2(マイファーストフォンアールツー)は、2023年11月16日に発売されたmyFirst Foneシリーズの最上位機種です。myFirst Fone R2の最大の特徴は、myFirst Foneシリーズで初めてAMOLED(有機EL)ディスプレイを採用した点です。最新のiPhoneやAndroidスマホでもお馴染みの高精細AMOLEDスクリーンのおかげで、画面が明るくて屋外でも屋内でも見やすく、色鮮やかで美しい見た目となっています。また、カメラには広角500万画素レンズを採用し、より鮮明な映像で子供の表情やその背景をはっきりと確認しながらビデオ通話が出来ます。
さらに、周りの明るさに応じて自動的に画面の明るさが調整される自動輝度調整機能や、水中での誤タップを防止するウォーターロックモード、よく使う機能をショートカットボタンとして設定出来るスマートボタンなど、最上位機種であるR2だけの便利機能がたくさんあります。カラー展開は5色と多く、女の子も男の子も好きなカラーリングが揃っているのも特徴です。
myFirst Fone S3+
myFirst Fone S3+(マイファーストフォンエススリープラス)は、2024年発売のmyFirst Foneシリーズの中級機です。1万円台から買えるR1シリーズよりも高性能で、ハイスペックのR2シリーズよりもリーズナブルな価格となっています。myFirst Fone S3+の最大の特徴は、myFirst Foneシリーズで唯一のスクエアデザインで、Apple Watchのような見た目のキッズスマートウォッチである点です。スクエアデザインで、丸型よりも画面上によりたくさんの情報を表示出来るようになっています。
機能面では、S3+はmyFirst Foneシリーズの定番機能であるリアルタイムGPS追跡やセーフゾーン、ワンタッチSOS、チャット機能、ビデオ通話機能、写真撮影機能、音楽プレーヤー機能などを搭載。防水性能はIPX8相当と優秀で、カメラは標準レンズよりも周りを広く映せる広角レンズを採用し、手軽にアプリで開通手続き出来るeSIMを内蔵。ハイエンドモデルとエントリーモデルの中間の位置付けで、機能性と価格のバランスのとれたモデルを選びたいという人に人気です。
myFirst Fone R2とS3+を比較しての共通点
- リアルタイムGPS追跡・・・子供の居場所がすぐに分かる
- セーフゾーン・・・子供が特定エリアを越えた時に親に通知が届く
- ワンタッチSOS・・・子供のSOSアラート(30秒間の周囲音声付き)が親に届く
- チャット機能・・・メッセージ/定型文/絵文字/ボイスメッセージで子供と親がやりとり出来る
- ビデオ通話・・・親子がお互いの顔を見ながら通話出来る
- バイブレーション・・・手元が振動するから親からの連絡を見逃さない
- クラスモード(マナーモード)・・・授業中はSOS機能以外使えないように設定出来る
- 活動量計・・・歩数/消費カロリー/移動距離を記録出来る
- 心拍数モニタリング・・・心拍計代わりとなり、異常値を示すと親にアラート通知が届く
- 音楽プレーヤー・・・最大約1500曲保存できる
myFirst Fone(マイファーストフォン)シリーズの最上位モデルであるR2と中級機であるS3+は、上記のように多くの点で共通しています。どちらも時計本体にGPSセンサーを内蔵し、着用者(子供)の位置情報を取得し、管理者(親)がスマホアプリからすぐに子供の居場所を確認出来ます。子供が設定エリアから外へ出てしまった場合に管理者に通知が届くセーフゾーンや、子供が親に迅速にSOS発信出来るワンタッチSOS機能もあり、子供の安全を見守るのに最適なキッズスマートウォッチとなっています。また、チャットやビデオ通話で子供とすぐに連絡を取れるため、子供が家でお留守番をする機会が多い夫婦共働きの家庭や、子供が塾や習い事へ通い始め送迎が必要になった場合なんかにも連絡ツールとしても便利です。
R2とS3+の共通の新機能(2023-2024)
eSIM内蔵
myFirst Fone R2とS3+は、2023〜2024年の新機能でいくつか共通点があります。その一つ目が、eSIM内蔵型である点です。旧機種のように端末本体に物理SIMカード(nanoSIMカード)を差し込んで使うタイプと違い、もともと端末本体にSIM機能が組み込まれたタイプとなっています。eSIM内蔵型のR2とS3+ならスマホアプリで簡単に開通手続きを完結出来るため、従来のmyFirst Foneシリーズよりも商品到着後すぐにでも使い始めることが出来ます。機械音痴の人でも安心です。
広角カメラレンズ
R2とS3+は従来のmyFirst Foneと違い、標準カメラレンズではなく、広角カメラレンズを採用しています。R2とS3+の広角カメラレンズは標準と比較し、より広い範囲が映るため、子供とのビデオ通話の際に子供の様子をより確認しやすくなっています。子供がカメラに近づき気味でも問題ありませんし、子供の様子だけではなく、子供の背景もしっかりと映るため、今どんなところにいるのか分かりやすくて安心です。
myFirst Fone R2とS3+を比較しての違い
myFirst Fone R2とS3+はどちらも子供の居場所の確認や子供との連絡手段として便利に活用出来るキッズスマートウォッチであるため、小学生の子供を持つ親にとっては心強いアイテムです。R2とS3+は共通点も多いのですが、その価格差は5,180円。R2とS3+には一体どこに違いがあるのか気になるところ。R2とS3+の違いは、「デザイン」、「カラー展開」、「スクリーンタイプ」、「自動輝度調整」、「ウォーターロックモード」、「スマートボタン」、「カメラ画素数」、「Momoji」、「ノックノック」、「高/低保護機能」の10点です。これらの違いに魅力を感じるならR2を選んでおきたいですし、これらの違いに必要性を感じないならS3+で十分です。
違い①デザイン
myFirst Fone R2とS3+の一つ目の違いは、デザインです。R2は一般的な腕時計と同じ丸型デザインに対し、S3+はApple Watch風のスクエアデザインとなっています。ここは基本的に、好みの問題です。ただし、少し踏み込んで紹介すると、R2の方がS3+よりも文字や背景イラストが比較的大きく表示される一方で一部が隠れてしまうなんて場面もあります。S3+はR2よりも画面に表示される情報量が多い一方で比較的文字が小さく表示されます。ただし、どちらも使う上で特別支障はないので、好みのデザインを選びましょう。
違い②カラー展開
myFirst Fone R2とS3+の二つ目の違いは、選べるカラーの違いです。R2は、アサイー(黒)、ブルーベリー(紺)、コットンキャンディー(ピンク/水色/無紫)、クリームホワイト(白)、マカロンピンク(ピンク)の5色から選べます。S3+は、スペースブルー(紺)、コットンキャンディー(ピンク/水色/無紫)の2色です。単純に選べるカラーはR2の方が多く、R2の方が女の子も男の子も喜んで好きな色を選びやすいカラー展開となっています。
違い③スクリーンタイプ
myFirst Fone R2とS3+の三つ目の違いは、スクリーンタイプ(ディスプレイタイプ)の違いです。R2はAMOLED(有機EL)、S3+はIPS(液晶)を採用しています。昔のスマホに採用されていたのがIPSで、今の最新スマホに採用されているのがAMOLEDです。AMOLEDはIPSよりも輝度が明るくて、コントラストが高く色の再現性が高いため、単純にAMOLEDのR2の方がIPSのS3+よりも画面が圧倒的に綺麗です。
違い④自動輝度調整の有無
myFirst Fone R2とS3+の四つ目の違いは、自動輝度調整の有無です。自動輝度調整とは、周囲の明るさに応じて画面の明るさが自動的に調整される機能のことです。例えば、晴れた日の屋外では日強い日差しの下でも画面が見れるように自動的に画面が明るくなり、暗い場所や夜間は眩しくないように自動的に画面の明るさが抑えられるといった具合です。R2は自動輝度調整を備えているため画面の明るさは自動的にベストな明るさに調整されますが、S3+は画面の明るさは手動で調整するようになっています。
違い⑤ウォーターロックモードの有無
myFirst Fone R2とS3+の五つ目の違いは、ウォーターロックモードの有無です。ウォーターロックモードとは、オンにした状態で誤タップを防止し、オフにした際にはスピーカーやポートから水を排出出来る機能のことです。R2とS3+はどちらもIPX8相当の高い耐水性能を備えていますが、ウォーターロックモードを備えるR2の方が防水性能の点でより強化されています。夏場に水遊びをする機会が多いなら、故障なく長く使うためにR2を選んでおいた方が安心です。
違い⑥スマートボタンの有無
myFirst Fone R2とS3+の六つ目の違いは、スマートボタンの有無です。スマートボタンとは、本体側面の物理ボタンとは別に、R2の本体上部のみに配備された特別なボタン(上の写真だとオレンジのボタンがスマートボタン)です。スマートボタンは、1回押し、2回押し、長押しのそれぞれに好きな操作を設定出来るショートカットボタンのようなものです。例えば、1回押しにお母さん(お父さん)へのチャットを、2回押しにお母さん(お父さん)へのビデオ通話を、長押しにカメラ撮影などを登録出来ます。まだ小さい小学校低学年の子だと、スマートボタンがあると使いやすいです。
違い⑦カメラ画素数
myFirst Fone R2とS3+の七つ目の違いは、カメラ画素数の有無です。R2とS3+はどちらも広い範囲を映せる広角カメラですが、R2が500万画素、S3+が200万画素と、画素数に違いがあります。当然R2の方がビデオ通話時の映像が鮮明で、写真撮影時の写真も綺麗です。特に、ビデオ通話の際に、R2の方がS3+よりも子供の表情を鮮明に映し出せるため、その点にR2に大きな魅力を感じる人が多いです。
違い⑧Momoji
myFirst Fone R2とS3+の八つ目の違いは、Momoji(モモジ)への対応です。MomojiはR2で新登場した機能で、可愛く動く絵文字を送ることが出来る機能です。絵文字は通常はロックされている(使えない)状態ですが、友達登録を増やすなど特定の条件をクリアすることでアンロックされ使える絵文字が増える仕組みとなっています。正直、あまり必要性はありません。
違い⑨ノックノック
myFirst Fone R2とS3+の九つ目の違いは、Knock Knock(ノックノック)への対応です。ノックノックもR2で新登場した機能で、通常のメッセージのやり取りやビデオ通話よりも手軽に子供の様子を確認出来る機能です。親がノックノックを送信し子供がノックノックに応答すると、カメラが起動し撮った写真で返信が出来るため、子供の様子をサッと確認するのに便利です。
違い⑩高/低保護機能
myFirst Fone R2とS3+の十個目の違いは、高/低保護機能の有無です。高/低保護機能を搭載したR2は、端末に極端な温度変化(急激な温度上昇や温度低下)が発生した場合に端末が自動的にシステムシャットダウンをし、着用者の安全性を確保します。
myFirst Fone R2とS3+のスペック比較表
機種 | R2 | S3+ | S3 |
---|---|---|---|
画像 | |||
販売ページ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
発売日 | 2023年 | 2024年 | 2023年 |
価格 | 29,980円 | 24,800円 | 24,800円 |
本体厚み | 13.6mm | 14.75mm | 14.75mm |
重量 | 48g | 55g | 55g |
デザイン | 丸型 | スクエア型 | スクエア型 |
カラー展開 | 5色 | 2色 | 2色 |
スクリーンサイズ | 1.3インチ | 1.4インチ | 1.4インチ |
スクリーンタイプ | AMOLED | IPS | IPS |
画面輝度自動調整 | ○ | - | - |
防水性能 | IPX8相当 | IPX8相当 | IPX8相当 |
ウォーターロックモード | ○ | - | - |
電池容量 | 650mAh | 650mAh | 650mAh |
ストレージ | 8GB | 8GB | 8GB |
カメラ | 広角500万画素 | 広角200万画素 | 広角200万画素 |
スマートボタン | ○ | - | - |
SIMカード | eSIM内蔵 | eSIM内蔵 | NanoSIMカード(付属) |
音声通話 | ○ | ○ | ○ |
ビデオ通話 | ○ | ○ | ○ |
テキストメッセージ | ○ | ○ | ○ |
定型文 | ○ | ○ | ○ |
絵文字 | ○ | ○ | ○ |
ボイスメッセージ | ○ | ○ | ○ |
Momoji | ○ | - | - |
ノックノック | ○ | - | - |
バイブレーション | ○ | ○ | ○ |
クラスモード(マナーモード) | ○ | ○ | ○ |
リアルタイムGPS追跡 | ○ | ○ | ○ |
セーフゾーン | ○ | ○ | ○ |
ワンタッチSOS機能 | ○ | ○ | ○ |
活動量計 | ○ | ○ | ○ |
心拍数モニタリング | ○ | ○ | ○ |
音楽プレーヤー | ○ (1500曲) |
○ (1500曲) |
○ (1500曲) |
アニメーション文字盤 | ○ | ○ | ○ |
カスタマイズ文字盤 | ○ | ○ | ○ |
カスタマイズアラーム | ○ | ○ | ○ |
にほんご(ひらがな)表示 | ○ | ○ | ○ |
高/低保護機能 | ○ | - | - |
myFirst Fone R2とS3+、今選ぶならどっちがおすすめ??
今一番のおすすめは、R2!
- AMOLEDだから画面が明るくて見やすい、綺麗
- 広角500万画素カメラでビデオ通話時の映像が鮮明
- ウォーターロックモードを備え夏場の水遊びも安心
- スマートボタンがあるから新一年生でも使いやすい
今、myFirst Fone(マイファーストフォン)を選ぶなら、2023〜2024年発売の最新モデルであるR2とS3+がおすすめ。そして、R2とS3+のどちらにしようか迷うところですが、基本的には上位モデルであるR2がおすすめです。特に、機能性にこだわる人や、ビデオ通話をよく使う予定の人、新1年生の子供を持つ人に、R2がおすすめです。
R2の最大の魅力は、高精細AMOLEDディスプレイを搭載し、S3+と比較し画面が圧倒的に綺麗で見やすいところです。画面輝度が高いため、屋外の直射日光下でも画面が見やすく、自動輝度調整付きなので明るい時間帯も薄暗い時間帯も画面の明るさを手動で調整する必要がありません。カメラはS3+よりも画素数の高い500万画素となっているため、ビデオ通話時に子供の表情が分かりやすく、子供がどこにいるのかその背景も見やすくなっています。そして、好きな操作(チャットやビデオ通話など)をショートカットボタンとして登録設定出来るスマートボタンもあり、テック製品の操作に慣れていない新一年生でも使いこなしやすいです。
さらに、IPX8相当の優れた耐水性能に加え、ウォーターロックモードを備え、防水面で強化されているため、子供が水遊びに夢中になっていても安心です。S3+よりも価格は約5,000円高い価格設定となっていますが、それも納得出来るだけの機能性を誇るため、多くのお母さん、お父さんにおすすめ出来ます。
予算を抑えるなら、S3+で十分!
- R2よりも安く買えるからコスパが高い
- Apple Watch風スクエアデザインでおしゃれ
- 1.4インチスクリーンだから表示出来る情報量が多い
- myFirst Foneの人気機能がほとんど網羅していて安心
初めてのキッズスマートウォッチなので少しでも予算を抑えたいという人には、R2よりもS3+がおすすめです。特に、子供の居場所を把握出来るGPS機能と、子供と連絡が出来るチャット機能・通話機能があれば十分、その他の機能性にはそこまでこだわらないという人には、S3+で十分です。
S3+の最大の魅力は、価格と機能性のバランスのとれたモデルである点です。S3+はR2と比較し、ディスプレイタイプやカメラ画素数などのグレードを抑え、搭載機能も一部カットしているものの、旧機種であるR1よりも機能性が充実しているため、価格と機能性のバランスが本当に丁度良いです。リアルタムGPS追跡やセーフゾーン、ワンタッチSOS、チャット、ビデオ通話、広角撮影、音楽プレーヤー、心拍数モニタリングなどの人気の機能はしっかりと搭載しているため、十分に満足出来るモデルとなっています。また、2024年発売の新しいモデルであるため、R1やR1sなどの旧モデルよりも長く使えるという点も魅力的です。
さらに、デザイン面では、myFirst Foneシリーズで唯一のスクエアデザインとなっているため、大人の身に着けるApple Watchに憧れる子供にはぴったりです。
最後に:myFirst Foneデビューに、R2か、S3+を試してみよう!
今、myFirst Foneデビューするなら、2023〜2024年の最新モデルであるR2か、S3+がおすすめ。どちらも優れた安心機能、便利機能を備えるため、小学生に身につけさせる初めてのキッズスマートウォッチにぴったりです。機能性で選ぶなら、ディスプレイ性能やカメラ性能などの機能性に優れたR2がおすすめですが、予算を抑えるなら価格と機能性のバランスに優れたS3+もおすすめです。