iPhoneユーザーに人気のスマートウォッチであるApple Watch(アップルウォッチ)。スマートウォッチに興味が出てきてApple Watch購入を検討している人も多いはず。でも、Apple Watchと言ってもいくつか種類があり、2024年現在どんな種類があるのか、機種ごとの違いは何か、今選ぶならどれが良いのかで悩んでいる人も多いでしょう。今回の記事では、TOKEMEE(トケミー)編集部が、2024年の今選ぶべきApple Watchのおすすめ機種を紹介しています。数あるスマートウォッチの中からApple Watchを選ぶメリットや、Apple Watchの種類別(SE2/Series10/Ultra2)の特徴、機種ごとの機能性の違いの比較等も紹介しています。Apple Watchに興味がある人は是非参考に。
目次
Apple Watchとは
ブランド名 | Apple Watch(アップルウォッチ) |
メーカー | Apple(アップル) |
国 | アメリカ |
対応OS | iOS |
そもそもApple Watch(アップルウォッチ)とは何か。Apple Watchとは、米国大手IT企業であるApple社が販売するiPhone向け(iOS向け)スマートウォッチのことです。2015年に初代Apple Watchが登場以来、スマートウォッチ市場において圧倒的な知名度と人気を誇るスマートウォッチです。iPhoneと連携することで、通知機能やメール返信機能、通話機能、ヘルスケア機能、ワークアウト機能など様々な便利機能を活用出来ます。
Apple Watchを選ぶメリット
- iPhoneとの相性抜群!
- Siriを活用し声で操作出来る
- 通知機能で重要なメール受信や着信を見逃さない
- 手元でメール返信やハンズフリー通話が出来る
- ヘルスケア機能が充実し健康管理に役立つ
- ワークアウトモードで毎日の運動を記録出来る
- 様々な種類の電子マネーが使える
Apple社のApple Watch(アップルウォッチ)には、上記のように、「iPhone純正スマートウォッチ」、「Siriが使える」、「通知機能」、「メール返信可」、「ヘルスケア機能」、「ワークアウトモード」、「電子マネー」といった魅力があります。もし、これらのメリットに魅力を感じるなら、Apple Watchを選んでみるのがおすすめです。
iPhoneとの相性:純正スマートウォッチらしい抜群の連携性
Apple Watchは、iPhone純正スマートウォッチであるため、iPhoneとの相性抜群です。iPhoneのiOSをベースに開発されたWatch OSを採用し、iPhoneとスムーズな連携が可能です。Apple Watch内には多くのiPhone純正アプリがインストールされており、手元にiPhoneがあるような感覚で使うことが出来ます。iPhoneユーザーならApple Watchを活用することで、スマートウォッチの利便性を一番に体験出来ます。
Siriによる音声操作:タイマーもリマインダーも楽々設定
Apple Watchは、Apple社のAIアシスタントであるSiri(シリ)を搭載しているため、手元のSiriに話しかけるだけで様々なタスクを音声操作のみで実行することが可能です。例えば、アラームやタイマーの設定、リマインダーの追加、カレンダーの予定追加、電話発信、メッセージ送信、天気を調べる、近くのお店を探す、音楽再生などが音声操作で出来るのです。
通知機能:手元の振動ですぐにメール受信や着信に気づく
Apple Watchは、スマートウォッチ定番機能である通知機能を備えています。iPhoneに受信通知や着信通知などの各種通知が届いた際に、Apple Watchが手元で振動し通知をお知らせしてくれます。移動中や作業中などiPhoneだと通知に気づきにくい場面でも、Apple Watchなら素早く気づくため、重要なメール受信や電話着信を見逃すなんてことがなくなります。
スマート機能:手元でメール返信もハンズフリー通話も出来る
Apple Watchは、iPhone純正のメール、メッセージ、電話アプリを搭載しているため、iPhoneに届く受信通知に対し手元で返信可能ですし、着信通知に対し応答しハンズフリー通話が可能です。さらに、サードパーティ製メッセージアプリも充実し、Gmail(ジーメール)やLINE(ライン)の返信にも対応しています。
ヘルスケア機能:血中酸素濃度や心電図など多数
Apple Watchは、ヘルスケア機能がとても充実しています。精度の高い睡眠計や心拍計、血中酸素濃度、心電図、睡眠時皮膚温など多数の機能を搭載し健康管理に便利です。特に、日本国内にて数少ない医療機器として承認された心電図アプリを備える点で大きな優位性があります。
ワークアウトモード:ランニング機能も本格的
Apple Watchは、様々なスポーツやフィットネスに対応出来るワークアウトモードを備えています。特にランニングワークアウトでは、定番の走行時間や走行距離、走行ペース、消費カロリーなどの計測に加え、ランニングパワーや上下動、接地時間、歩幅の長さなどより専門性の高い計測が可能となっています。
電子マネー:SuicaもiDもQuickPayも使える
Apple Watchは、数あるスマートウォッチの中でも使える電子マネーの種類が圧倒的に多いです。定番のSuica決済だけではなく、iDやQuickPayに対応し、PayPayやWAON、nanacoにも対応しています。また、通常のSuicaだけではなく、通勤や通学に欠かせないSuica定期券が使えるのもApple Watchの大きな強みです。
Apple Watchの全種類の特徴
Apple Watch(アップルウォッチ)は、どんな種類があるのか。2024年現在におけるApple Watchの現行機種は、「Apple Watch SE(第二世代)」と「Apple Watch Series 10」、「Apple Watch Ultra 2」の3種類です。
Apple Watch SE(第二世代)
- Apple Watchのエントリーモデル
- Apple Watchらしい洗練されたデザイン
- iPhone純正アプリとの相性抜群
- 通知やメール返信、通話などのスマート機能充実
- 幅広いスポーツ・フィットネスに対応するワークアウトモード搭載
Apple Watch SE2(アップルウォッチSE2)は、2022年9月16日に発売されたApple Watchの入門機です。SE2最大の特徴は、定価34,800円〜の低価格でApple Watchが買えるコストパフォーマンスの高さです。廉価版でありながらも、Apple Watchらしい洗練されたデザイン、高い質感を誇り、さらにApple Watchの主な便利機能をほぼほぼ体験出来る高機能なスマートウォッチとなっているため、他社製スマートウォッチと比較してもコスパがかなり良いです。
特に、3万円台のスマートウォッチでありながらも、LINE返信やBluetooth通話(ハンズフリー通話)、ナビ機能、Suica決済、AppStoreにてサードパーティ製アプリ追加可能と、とても高性能なスマートウォッチに仕上がっています。
Apple Watch Series 10
- Apple Watchの人気モデル
- 最新のS10 SiPを搭載し快適な操作性
- 大画面かつ薄型軽量デザイン
- 先進の広視野角OLEDディスプレイ搭載で美しくて見やすい
- 血中酸素/心電図/皮膚温/睡眠時無呼吸を搭載しヘルスケア機能充実
Apple Watch Series 10(アップルウォッチシリーズ10)は、2024年9月20日に発売されたApple Watchの人気モデルの2024年最新機種です。Series 10の最大の特徴は、血中酸素濃度や心電図、皮膚温、睡眠時無呼吸通知などApple Watchが誇る最新のヘルスケア機能を搭載しているところです。最新チップであるS10 SiPを搭載し、操作時の快適性が大幅に向上し、親指と人差し指でのダブルタップによるジェスチャー操作にも対応し、手が塞がっている状態でもApple Watchの操作が可能となっている点もSeries 10の魅力です。
おまけに、Series 10はSE2よりも2倍明るい最大輝度2000nitを誇り屋外での視認性も高く、広視野角OLEDディスプレイを採用し作業中に斜めから画面を見ても一目で情報をチェック出来る点も特徴的です。
Apple Watch Ultra 2
- Apple Watchのハイエンドモデル
- MIL-STD 810H準拠のタフネス仕様
- 最大36時間の長時間バッテリー搭載
- 2周波GPS対応でより精度の高いGPS計測が可能
- 本格的なダイビングコンピュータとして使える
Apple Watch Ultra 2(アップルウォッチウルトラ2)は、2023年9月22日に発売されたApple Watchの最上位モデルです。Ultra 2の最大の特徴は、山頂や砂漠、水中など過酷な環境下でも安心して使えるタフネス仕様のApple Watchである点です。米国国防総省の定めるMIL-STD 810Hに準拠し耐衝撃性や耐振動性、耐熱性が高く、ゴツゴツした見た目の通りタフな仕上がりです。また、国際的なダイビングアクセサリ規格であるEN13319に準拠し、水深計アプリを備えるなど、ダイビングに使えるのも魅力的です。
そのほか、通常モデルよりも長い36時間バッテリーを備え、通常モデルにはない2周波GPSやサイレン機能、アクションボタンを備えるなどさまさにハイスペックなApple Watchとなっています。ケースはチタニウムで見た目にも高級感があります。
Apple Watchのスペック比較表
機種 | SE2 | Series 10 | Ultra 2 |
---|---|---|---|
画像 | |||
販売ページ | amazon | amazon | amazon |
発売日 | 2022年9月16日 | 2024年9月20日 | 2023年9月22日 |
価格 | 34,800円〜 | 59,800円〜 | 128,800円 |
サイズ | 40mm:40x34x10.7mm 44mm:44x38x10.7mm |
42mm:42x36x9.7mm 46mm:46x39x9.7mm |
49x44x14.4mm |
重量 | 40mm:26.4g〜 44mm:32.9g〜 |
41mm:30.0g〜 46mm:36.4g〜 |
61.4g |
ベゼル | アルミニウム | アルミニウム チタニウム |
チタニウム |
ガラス | Ion-X | アルミ:Ion-X ステンレス:サファイア |
サファイア |
ディスプレイ | LTPO OLED Retina | LTPO3 OLED常時表示Retina | LTPO2 OLED常時表示Retina |
画面解像度 | 40mm:324x394 44mm:368x448 |
42mm:374x446 46mm:416x496 |
410x502 |
最大輝度 | 1000ニト | 2000ニト | 3000ニト |
チップ | S8 SiP | S10 SiP | S9 SiP |
容量 | 32GB | 64GB | 64GB |
防水 | 50メートル | 50メートル | 100メートル |
水深計 | - | ○ (最大6m) |
○ (最大40m) |
水温センサー | - | ○ | ○ |
高速ウォータースポーツ | - | - | ○ |
防塵 | - | IP6X等級 | IP6X等級 |
MIL-STD 810H準拠 | - | - | ○ |
バッテリー (低電力モード) |
18時間 (?) |
18時間 (36時間) |
36時間 (72時間) |
高速充電 | - | ○ (約30分で0%→80%) |
○ (約60分で0%→80%) |
アクションボタン | - | - | ○ |
ダブルタップのジェスチャー | - | ○ | ○ |
通知 | ○ | ○ | ○ |
メール返信 | ○ | ○ | ○ |
通話 | ○ | ○ | ○ |
通話のための「声の分離」 | - | ○ | - |
風の音を低減するビームフォーミングを持つ3マイクアレイ | - | - | ○ |
GPS | ○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
2周波GPS | - | - | ○ |
心拍計 | ○ (第2世代) |
○ (第3世代) |
○ (第3世代) |
血中酸素 | - | ○ | ○ |
心電図 | - | ○ | ○ |
睡眠計 | ○ | ○ | ○ |
睡眠時無呼吸 | - | ○ | ○ |
皮膚温 | - | ○ | ○ |
音楽再生 | ○ | ○ | ○ |
スピーカーでのオーディオ再生 | - | ○ | ○ |
電子マネー | ○ | ○ | ○ |
Suica | ○ | ○ | ○ |
緊急SOS | ○ | ○ | ○ |
海外における緊急通報 | ○ | ○ | ○ |
衝突事故検出 | ○ | ○ | ○ |
転倒検出 | ○ | ○ | ○ |
サイレン | - | - | ○ |
Apple Watchの機種別の違いを比較
SE2とSeries 10の違い
- 高速充電
- 常時表示
- ダブルタップジェスチャー
- 血中酸素濃度
- 心電図
- 皮膚温
Apple Watchを購入するにあたり、エントリーモデルであるSE2と人気モデルであるSeries 10で迷っている人が多いと思います。SE2とSeries 10の違いは、上記の通り主に6点の違いがあります。
高速充電:Series 10はSEよりも充電速度が早い
Apple Watch SE2とApple Watch Series 10の違いの一つ目は、高速充電に対応しているかしていないかの違いです。SE2は高速充電非対応ですが、Series 10は高速充電に対応し、Series 10はSE2よりも速く充電出来ます。Apple USB-C 磁気高速充電ケーブルを活用することで、Series 10ならApple Watchをバッテリー残量0%から30分程度で80%まで充電可能です。Apple Watchはバッテリー持続時間が18時間のため、睡眠中も装着するとなると、毎日どこからしらのタイミングで充電する必要があるため、充電が早いというのは大きな魅力となるはずです。
常時表示:Series 10はスリープ画面でも文字盤が消えない
SE2とSeries 10の違いの二つ目は、常時表示に対応しているかしていないかの違いです。SE2は常時表示に対応していないため手首を下ろしたスリープ画面では画面が真っ暗となりますが、Series 10は常時表示に対応しているためスリープ画面でも文字盤上の時刻とコンプリケーション情報(天気情報やスケジュール情報など)を確認出来ます。例えば、PC作業中、SE2は時刻確認のために一旦手首をひねる動作が必要ですが、Series 10はその必要はなく通常の腕時計同様に目線を落とすだけで手軽に時刻を確認出来ます。
ダブルタップジェスチャー:Series 10なら両手が塞がっても操作可能
SE2とSeries 10の違いの三つ目は、ダブルタップのジェスチャーに対応しているかしていないかの違いです。1世代前のS8 SiPを搭載したSE2はダブルタップのジェスチャーに非対応ですが、最新のS10 SiPを搭載したSeries 10はダブルタップのジェスチャーに対応しています。Series 10なら、画面上をタップ操作することなく、親指と人差し指をダブルタップすることで、電話応答、メッセージ返信、スクロールといった操作が可能です。PC作業中や料理中、読書中などにダブルタップジェスチャーが使えると便利です。
血中酸素濃度:Series 10なら手軽に血中酸素レベルを測れる
SE2とSeries 10の違いの四つ目は、血中酸素ウェルネスアプリを搭載しているかしていないかの違いです。SE2は血中酸素ウェルネス非搭載で、Series 10は血中酸素ウェルネスアプリ搭載です。Series 10なら、健康状態の把握に役立つ一つの指標である血中酸素(血中に取り込まれた酸素のレベル)を手軽に測定出来ます。手動計測だけではなく、随時自動的に測定するバックグラウンド測定にも対応しています。
心電図:Series 10なら手軽に心電図をとれる
SE2とSeries 10の違いの五つ目は、心電図アプリを搭載しているかしていないかの違いです。SE2は心電図機能非搭載ですが、Series 10は心電図機能搭載です。Series 10なら、手軽に心電図をとることが出来、記録内容から不整脈の一種である心房細動が起きていないかどうかをチェックすることが出来ます。ちなみに、このApple Watchの心電図アプリは、厚生労働省より正式に医療機器として承認(認可)されたアプリケーションです。
皮膚温:Series 10は正確な月経予測に役立つ
SE2とSeries 10の違いの六つ目は、皮膚温センサーを搭載しているかしていないかの違いです。SE2は皮膚温センサー非搭載で、Series 10は皮膚温センサーを搭載し、就寝時の手首皮膚温を計測出来ます。体温計とは違い、基準値(ベースライン)からみて高いか低いかを示す機能ですが、日々の体調管理に役立てることが出来ます。また、女性の場合は、基礎体温記録の代わりとして活用出来ます。さらに、皮膚温変動を元に周期記録アプリにおけるより正確な月経予測が可能となるため、妊娠希望の女性にとっては頼もしいツールとなるはずです。
▼▼SE2とSeries 10のより詳しい比較記事をチェックしてみる
-
Apple WatchはSEで十分?Series 10との違いを比較!今選ぶならどっち??
Apple Watch(アップルウォッチ)を買うなら、エントリーモデルのSE(第二世代)で十分か、それとも上位モデルであるSeries 10を買っておくべきか、悩むところです。今回の記事では、Appl ...
続きを見る
Series 10とUltra 2の違い
- ケース素材
- MIL-STD810H準拠
- バッテリー持ち
- アクションボタン
- 2周波GPS
- ダイビング対応
機能性重視の人には、人気のApple Watch Series 10とハイスペックのApple Watch Ultra 2で悩む人も多いです。Series 10とUltra 2の違いは、上記の通り主に6点の違いがあります。
ケース素材:9はアルミ、Ultra 2はチタン
Apple Watch Series 10とApple Watch Ultra 2の違いの一つ目は、ケース素材の違いです。Series 10は通常モデルはアルミニウムケースですが、Ultra 2は標準でチタニウムケースです。アルミニウムケースも十分に質感高い仕上がりとなっていますが、チタニウムはそれらよりも上品な光沢感とともに大人にふさわしい高級感があり、最上位モデルらしい見た目となっています。また、チタニウムケースは、耐食性(防錆性)や耐衝撃性、耐熱性、耐寒性に優れるなどの特徴もあります。
MIL-STD810H準拠:Ultra 2はタフネス仕様
Series 10とUltra 2の違いの二つ目は、米国国防省の物資調達基準であるMIL-STD810Hに準拠しているかそうではないかの違いです。Series 10はMIL-STD810H非準拠ですが、Ultra 2はMIL-STD810H準拠です。MIL-STD810準拠をテスト済みのUltra 2は、温度や湿度、高度、衝撃、耐水などの過酷な環境条件に強い作りとなっています。G-SHOCK(ジーショック)のようにタフなスマートウォッチが欲しいという人に、Ultra 2はぴったりです。
バッテリー持ち:Series 10は18時間、Ultra 2は36時間
Series 10とUltra 2の違いの三つ目は、バッテリー持ちの違いです。Series 10は1日未満の最大18時間に対し、Ultra2は1日を優に超える最大36時間のバッテリー持ちとなっています。また、消費電力を抑えバッテリー持ちをよくする低電力モードでも、Series 10は最大36時間に対し、Ultra 2は最大72時間という差があります。さらに、GPSを使用した屋外ワークアウトでも、Series 10は最大7時間に対し、Ultra 2は最大12時間という差があります。長時間に及ぶアクティビティに挑むならUltra 2の方が安心です。
アクションボタン:Ultra 2なら特定機能に素早くアクセス出来る
Series 10とUltra 2の違いの四つ目は、アクションボタンを備えているかどうかの違いです。Series 9はアクションボタン非搭載で、Ultra 2はオレンジ色のアクションボタンを左側面に備えています。アクションボタンは一部の機能に素早くアクセス出来るショートカットキーのようなボタンです。また、アクションボタンを長押しすることで最大180メートル先まで聞こえるサイレンを流すことも可能です。サイレンは遭難や転落時などの緊急事態に周りに助けを求めるのに便利な機能です。
2周波GPS:Ultra 2はより精度の高いGPS計測が可能
Series 10とUltra 2の違いの五つ目は、2周波GPSに対応しているかどうかです。Series 10はL1周波数のみの通常のGPSへの対応ですが、Ultra 2は従来型のL1周波数に加え新しいL5周波数の2周波に対応しています。Ultra 2では障害物の多い山間部や都市部でもより精度の高い位置測位が可能となっています。登山やトレイルランニングを楽しむ人や、高層ビルが立ち並ぶ都市部でのアクティビティを楽しむなら、Ultra 2の方がより正確な計測データを確認出来ます。
ダイビング対応:Ultraなら水深40メートルまで潜っても大丈夫
Series 10とUltra 2の違いの六つ目は、耐水性能およびダイビングへ対応の違いです。Series 10の耐水性能は50メートルで、プールや海で泳ぐ程度なら問題ありませんが、潜るアクティビティには不向きです。水深計も搭載していますが、最大6メートルまで。一方、Ultra 2は100メートルの耐水性能を誇り水深最大40メートルまでのレクリエーションダイビングにも使用可能です。また、水深アプリを搭載し、手元で手軽に現在の水深や最大水深、水中にいる時間、水温などをチェック出来ます。おまけに、Oceanic+アプリを活用すれば、Apple Watch Ultra 2を本格的なダイビングコンピュータとして使用出来ます。
▼▼Series 10とUltra 2の比較記事をチェックしてみる
-
Apple Watch Series 10とUltra 2の違いを比較!今選ぶならどっちがおすすめ??
Apple Watchの2024年最新機種であるSeries 10と、2024年新色登場のハイエンドモデルであるUltra 2。高性能なスマートウォッチを求めるiPhoneユーザーは、Series 1 ...
続きを見る
Apple Watch、2024年の今選ぶべきおすすめ機種はコレ!!
おすすめNO.1は、「Apple Watch Series 10」
2024年の今、Apple Watch(アップルウォッチ)を選ぶなら、一番のおすすめは、Apple Watchの定番モデルであり、最新モデルである、「Apple Watch Series 10」です。
Apple Watch Series 10の最大の魅力は、最新のヘルスケア機能を搭載し、健康管理デバイスとして重宝するところです。手元で手軽に血中酸素濃度や心電図、睡眠時手首皮膚温を測定出来るため、毎日の体調の把握に役立てることが出来ます。特に、厚労省承認の心電図アプリケーションにより、脳卒中につながるおそれのある心房細動の重宝を検知するのに役立つのが大きな魅力です。また、2024年最新のヘルスケア機能である睡眠時無呼吸の通知にも対応し、より健康管理デバイスとしての完成度が高まっています。
さらに、、常時表示Retinaディスプレイを搭載し、スリープ状態でも文字盤上の時刻やコンプリケーション情報を表示出来るため、仕事や家事の際に作業をしながらでも瞬時に時刻やその他情報をチェック出来るのも魅力的です。先進の広視野角OLEDディスプレイにより、斜めからの見やすさも抜群です。健康管理に使いたい人や、ビジネスシーンにもApple Watchを使いたいという人には、人気モデルであるSeries 10がおすすめです。
コスパで選ぶなら、「Apple Watch SE2」がおすすめ
初めてのApple Watchを買うにあたり、予算を出来るだけ抑えたいという人には、Apple Watchのエントリーモデルである「Apple Watch SE2」がおすすめです。
Apple Watch SE2の最大の魅力は、Apple Watchの便利機能をほとんど体験出来るのに定価3万円台半ばで買えるコスパの高さです。Apple Watchと言えば、通知機能やメッセージ返信、ハンズフリー通話、音楽のオフライン再生、電子マネーによるキャッシュレス決済、内蔵GPSセンサーによるワークアウト計測などが人気の機能ですが、これらはApple Watch SE2でも上位モデルとなんら代わりなく活用出来ます。
また、Apple Watch SE2は廉価版でありながらも、Series 10と比べて見た目の違いにそこまで大きな差がありません。質感の高いアルミニウムケースを採用し、Apple社製スマートウォッチらしいオシャレな見た目を楽しむことが出来ます。コストパフォーマンスを考えると圧倒的なので、安くApple Watchを買いたい人にはSE2がベストです。
ダイビングや登山を楽しむなら、「Apple Watch Ultra 2」がおすすめ
一番性能の高いApple Watchが欲しい、高級感があるモデルを選びたい、登山やダイビングなどのアクティビティで使いたいという人には、「Apple Watch Ultra 2」がおすすめです。
Apple Watch Ultra 2の最大の魅力は、Apple WatchのG-SHOCK版とも言われるほどに高耐久モデルとなっている点です。通常のApple Watchの動作温度が0〜35℃に対しUltra 2は手首に装着時の動作温度が-20〜55℃と耐寒性と耐熱性に優れた作りとなっています。真冬や真夏のアクティビティでも安心して活用出来ます。また、耐衝撃性や耐振動性に強く、トレイルランニングやマウンテンバイクなどの激しいスポーツシーンにもバッチリです。100メートルの耐水性能を誇り、水深アプリを搭載し、シュノーケリングやスキューバダイビングなどのマリンスポーツでも大活躍します。
また、チタニウムケースによる高級感漂う見た目と、最大36時間の長時間バッテリーを備えるため、ビジネスマンのビジネス時計にもおすすめです。
最後に:自分にベストなApple Watchを見つけて、最高なApple Watchライフを楽しもう!
iPhoneユーザーはiPhoneとの連携力抜群のApple Watchを手にすることで、毎日の仕事と私生活の質がグッと上がるはずです。Apple Watchの便利さは、ビジネスシーンにも、スポーツシーンにも、お出かけシーンにもきっとなんらかのプラスをもたらしてくれることでしょう。
Apple Watchは定番のSeries 10以外に、安く買えるSE2とスポーツ・アウトドア向けのタフネス仕様であるUltra 2の3種類あります。それぞれ価格や見た目、機能面に違いがあるため、是非自分に合った最高のApple Watchを見つけてみましょう。そして、最高に快適なApple Watchライフを楽しんでいきましょう。