iD(アイディー)が使えるスマートウォッチなら、コンビニやスーパーでの買い物代や、カフェやレストランでの飲食代をキャッシュレス決済出来るので便利です。財布からiD付きクレジットカードや、カバンやポケットからスマホを取り出すこともなく、手元のスマートウォッチをレジ横の端末にかざすだけで代金を支払い出来るのでとてもスムーズです。今回の記事では、TOKEMEE(トケミー)編集部が、2024年の今選びたいiD対応スマートウォッチのおすすめ最新機種を紹介しています。iPhoneユーザーとAndroidスマホユーザーそれぞれにおすすめモデルを紹介しています。スマートウォッチでもiDを使いたいという人は是非参考に。
目次
iD対応スマートウォッチとは
iD対応スマートウォッチとは、株式会社NTTドコモが運営する電子決済サービスである“iD(アイディー)”のキャッシュレス決済機能をウォッチ内に取り込んだスマートウォッチのことです。
お会計の際に、ウォッチ上にiD画面を表示し、レジ横にある電子マネー決済端末に手元をかざすだけ(非接触)で支払いを済ませることが出来ます。クレジットカード払いのように端末にカードを差し込んだり暗証番号を入力したり、QRコード決済のようにQRコードを読み取り金額を入力したりする手間もなく、とてもスムーズに購入代金を支払い出来ます。また、iDに紐付けされたクレジットカードより請求が来るため、事前チャージも不要です。
iD対応スマートウォッチを使いキャッシュレス決済出来るお店
コンビニエンスストア | セブンイレブン,ファミリーマート,ローソン,ミニストップ,デイリーヤマザキなど |
スーパーマーケット | イオン,イトーヨーカドー,マックスバリュ,KOHYOなど |
ショッピングモール・百貨店 | イオンモール,アリオ,ららぽーと,高島屋,京王百貨店,阪急百貨店,阪神百貨店など |
グルメ | かごの屋,かっぱ寿司,はま寿司,牛角など |
レストラン | ガスト,ジョナサン,ステーキのどん,デニーズバーミヤン,フォルクスなど |
ファーストフード | ケンタッキー,CoCo壱番屋,すき屋,吉野家,マクドナルド,モスバーガー,ミスタードーナツなど |
カフェ | タリーズ,ドトール,エクセルシオールカフェ,カフェドクリエ,銀座ルノアール,コメダ珈琲店など |
居酒屋 | 甘太郎,魚民,白木屋,千年の宴,笑笑,はなの舞,三台目鳥メロなど |
ドラッグストア | ウェルシア薬局,キリン堂,ココカラファイン,スギ薬局,ダイコクドラッグ,マツモトキヨシなど |
家電量販店 | ビックカメラ,ヨドバシカメラ,エディオン,ケーズデンキ,コジマ,ジョーシンなど |
NTTドコモ運営の電子マネー「iD」は、コンビニやスーパー、ドラッグストア、百貨店、カフェ、レストランなど日本全国230万店以上のお店にて利用可能です。また、電子マネーの浸透により、iDの導入店舗は日々増加中です。当然、iDに対応している店舗であれば、iD付きクレジットカード同様にiD対応スマートウォッチも全ての店舗で利用出来ます。利用の際は、お会計時に店員さんに「iD(アイディー)で。」と伝え、決済端末に手元の時計をかざすだけです。
iD対応スマートウォッチの人気メーカー
- Apple(アップル)
- Google(グーグル)
- Galaxy(ギャラクシー)
電子マネー「iD(アイディー)」が使えるスマートウォッチメーカーはどこか。現状、iDでのキャッシュレス決済に対応しているのは、iPhoneでお馴染みの米国企業であるApple社のApple Watchシリーズと、大手IT企業であるGoogle社のPixel Watchシリーズ、韓国大手企業のSamSung社のGalaxy Watchシリーズの3社のスマートウォッチのみです。
また、それぞれ連携出来るスマホのOSが決まっており、iD対応スマートウォッチを選ぶ場合、iPhoneユーザーならApple Watchシリーズ一択、AndroidスマホユーザーならGoogle Pixel WatchシリーズとGalaxy Watchシリーズの二択となります。ちなみに、GarminやFitbit、SUUNTO、POLAR、HUAWEI、Amazfit、Xiaomiなどのメーカーのスマートウォッチは電子マネー対応機種もありますが、iDは未対応なので注意が必要です。
iD対応スマートウォッチのおすすめ【iPhone専用】
Apple Watch SE2
- iDが使えるApple Watchシリーズの高コスパモデル
- メッセージ返信や電話応答が手元でサッと出来る
- タイマー・アラーム・リマインダー設定はSiriに話しかけるだけ
- ワークアウトアプリやGPSを搭載し運動に便利
- App Storeから好きなアプリをダウンロードし機能性を拡張できる
iD対応スマートウォッチが欲しいというiPhoneユーザーの人に、まず一番におすすめしたいのがApple Watchシリーズのコスパ最強モデルである「Apple Watch SE2」です。
Apple Watch SE2の最大の魅力は、電子マネー「iD」に対応したApple Watchが定価3万円台で買える圧倒的なコスパの高さです。iD以外にも様々な種類の電子マネーに対応し、iPhoneと連携して使うスマートウォッチとしては間違いのない機種です。そして、Apple Watch SE2内にはiPhone純正アプリであるカレンダー、タイマー、ストップウォッチ、アラーム、メール、メッセージ、電話、天気、写真など多数インストールされており、iPhoneとの相性抜群です。まるで手元にiPhoneがあるかのように多くの操作を手元のみで完結出来るため、iPhoneユーザーにとってはとても使い勝手の良いスマートウォッチです。
また、多数のスポーツやフィットネスに対応したワークアウトアプリを内蔵し、アクティビティ計測を可能とするGPSセンサーも内蔵しているため、運動時にもとても頼りになります。入門機でありながらも、デザインは上位モデルとの差はほとんどなく、お出かけにもフィットネスにもビジネスにもオシャレにスマートに着用出来ます。
Apple Watch Series 10
- iDが使えるApple Watchシリーズの上位モデル
- 常時表示対応でいつでもオシャレな文字盤が見える
- 最新のS10 SiPを搭載し操作がサクサク快適
- 厚生労働省認可の心電図アプリを搭載
- 皮膚温センサーを搭載し日々の体調管理に便利
iDが使える高性能なスマートウォッチが欲しいというiPhoneユーザーには、iPhoneと相性抜群のApple Watchシリーズの上位モデルであり、超人気モデルである「Apple Watch Series 10」がおすすめです。
Apple Watch Series 10の最大の魅力は、Apple Watchが誇る最先端のヘルスケアテクノロジーを搭載したiOS向け高性能スマートウォッチである点です。まず、日本では数少ない厚生労働省認可取得済みの心電図アプリケーションを搭載し、心房細動の早期発見に役立つのが大きな特徴です。そして、皮膚温センサーを搭載し、睡眠時皮膚温変動がわかるため、日々の健康管理に役立つのはもちろん、女性の月経予測精度向上に役立つのも魅力的です。さらに、睡眠時無呼吸の通知にも対応。そのほか、不規則な心拍を捉える心拍計や睡眠ステージを伴う睡眠計、バックグランド測定にも対応した血中酸素濃度測定など、健康管理用デバイスとして非常に優秀です。
さらに、画面の常時表示に対応し、手首を下ろしたスリープ時でも画面が暗くなることなく、通常の腕時計同様に常に文字盤を表示出来るのも魅力的です。おまけに、最新のS10 SiPを搭載し、動作がサクサク快適になっている点も上位モデルであるSeries 10の魅力です。
Apple Watch Ultra 2
- iDが使えるApple Watchシリーズのハイエンドモデル
- アメリカ国防総省制定のMIL-STD 810H準拠のタフネス仕様
- Apple Watch史上最長の36時間バッテリー
- 2周波GPSに対応する最強の位置測位精度
- 水深計アプリを搭載しダイビングにも対応
iDが使えるiOS向け最強スペックのスマートウォッチが欲しいという人には、iD対応のApple Watchシリーズのハイエンドモデルであり、高級モデルである「Apple Watch Ultra 2」がおすすめです。
Apple Watch Ultra 2の最大の魅力は、米国国防総省の物資調達基準であるMIL-STD-810H規格に準拠し、温度・湿度・高度・振動・衝撃・耐水などの過酷な環境条件にも強いタフネス仕様である点です。バッテリーはApple Watch史上最長の36時間バッテリーを搭載。また、高精度な2周波GPSや優秀なコンパスアプリ、安全に戻るバックトレース機能、万が一の時に役立つサイレン機能を備え、登山やトレイルランなどの山へ挑むアクティビティでも頼ります。さらに、リアルタイムに水深40mまで測定出来る水深計アプリを搭載し、Oceanic+アプリを活用することで本格的なダイブコンピュータになるなど、ダイビングにもばっちり対応しています。
ウォッチケースには上質なチタニウムケースが採用されており、他のApple Watchにはない高級感もあります。アウトドアシーンやスポーツシーンだけではなく、ビジネスシーンにも映えるiOS向け高級スマートウォッチです。
iD対応スマートウォッチのおすすめ【Android専用】
Google Pixel Watch 3
- iDが使えるGoogle製スマートウォッチ
- 軽くて洗練されたデザインのAndorid専用スマートウォッチ
- Wear OS by Googleを採用し多数のGoogle系アプリを利用可能
- Fitbit譲りの高性能なヘルスケア機能を多数搭載
- GPSセンサーを内蔵し多数のワークアウトに対応
Androidスマホでも使えるiD対応スマートウォッチが欲しいという人には、Google社の「Google Pixel Watch 3」がおすすめです。
Google Pixel Watch 3の最大の魅力は、Google Payに対応し電子マネー「iD」が使えるAndroid OS向けスマートウォッチである点です。Googleが開発したAndroidスマホ向けのWear OS by Googleを採用し、Google Payはもちろんのこと、GoogleカレンダーやGmail、Googleマップ、YouTube MusicといったGoogle系の人気アプリを活用出来るのが大きな魅力です。純正アプリだけではなく、Google Playストアからサードパーティ製アプリをインストールし機能性を拡張出来るのも特徴です。
また、Google傘下のFitbit社自慢の、cEDAセンサーによる1日を通じての高精度なストレス測定が出来るストレスマネジメント機能や、睡眠ステージや睡眠スコアを伴う睡眠機能、血中酸素、呼吸数を備えるなど、健康管理用としても優秀です。GPSセンサーを内蔵し、多くのワークアウトに対応するため、運動用にもばっちりです。
Galaxy Watch7
- iDが使えるAndroid用高性能スマートウォッチ
- 洗練されたデザインと丈夫な作りを両立
- 生体電気インピーダンス分析(BIA)センサーを搭載し体組成測定が可能
- パーソナライズされた心拍ゾーンにより効果的な運動が可能
- いびき検知を伴う高性能な睡眠機能を搭載
iDによるキャッシュレス決済が出来るAndroidスマホ向けスマートウォッチが欲しいという人には、SamSungの人気スマートウォッチである「Galaxy Watch7」がおすすめです。
Galaxy Watch7の最大の魅力は、Android OS向けのWear OS搭載高性能スマートウォッチである点です。Wear OS搭載であるため、Google Payを活用しiDによる電子マネー決済が可能です。そのほかの面では、業界でも最先端のテクノロジーを多く搭載しているのが大きな特徴です。例えば、生体電気インピーダンス分析(BIA)センサーを搭載し、スマートウォッチで手軽に骨格筋や体脂肪量、体脂肪、BMI、体内の水分、基礎代謝量といった体組成データを計測することが出来ます。また、睡眠機能では、睡眠時のいじきを検知しいじきをかいている時間と頻度を計測出来るいびき検知機能を備えています。そのほかにも、皮膚温センサーを搭載したり、日本では現状未認可(使用不可)ながらも心電図や血圧計を搭載しているなど、業界でも最先端の技術が詰まった高性能スマートウォッチとなっています。
また、スマートウォッチとして人気の機能である、画面常時表示機能やBluetooth通話機能、音楽プレーヤー機能、GPS計測機能なども備えています。
iD対応スマートウォッチのおすすめ全機種のスペック比較表まとめ
機種 | Apple Watch SE2 (40mm) |
Apple Watch Series10 (46mm) |
Apple Watch Ultra2 |
Google Pixel Watch3 |
Galaxy Watch7 |
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画像 | |||||
販売ページ | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
発売日 | 2022/9/16 | 2024/9/20 | 2023/9/22 | 2024/9/10 | 2024/7/31 |
価格 | 34,800円 | 64,800円 | 128,800円 | 59,800円 | 62,700円 |
サイズ | 40x34x10.7mm | 46x39x9.7mm | 49x44x14.4mm | 45x45x12.3mm | 44.4x44.4x9.7mm |
重量 | 26.4g | 36.4g | 61.4g | 37g | 33.3g |
ベゼル | アルミニウム | アルミニウム | チタニウム | アルミニウム | アルミニウム |
バンド | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
画面解像度 | 324x394 | 416x496 | 410x502 | 416x416 | 480x480 |
防水 | 5 ATM | 5 ATM | 10 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
バッテリー | 18時間 | 18時間 | 36時間 | 24時間 | 30時間 |
対応OS | iOS | iOS | iOS | Android | Android |
通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
通話 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
血中酸素 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
心電図 | - | ○ | ○ | ○ | △ (未認可) |
睡眠計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
音楽再生 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
電子マネー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Suica | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
iD | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
最後に:iD対応スマートウォッチを活用し、手元のiDによるスムーズな決済を体験してみよう!
電子マネー「iD(アイディー)」は、お会計時にレジ横の読み取り機器にかざすだけで電子マネー決済が完了するので便利です。iD対応スマートウォッチなら、財布からiD付きクレジットカードを取り出したり、カバンやポケットからスマホを取り出す手間もなく、手元で決済端末にかざすだけなので、よりスムーズに購入代金を支払い出来ます。
iPhoneユーザーならApple Watchシリーズ、AndroidユーザーならPixel WatchシリーズとGalaxy WatchシリーズがiDが使えるスマートウォッチとなります。それらの中から自分好みのスマートウォッチを見つけて、手元のiDによるスムーズで快適な決済を体験してみましょう。