初めてFitbit(フィットビット)のスマートウォッチやトラッカーを買うならどのモデルを選んだら良いの??、Sense 2とVersa 4ならどっち??、Charge 6とInspire 3の違いは何??と悩んでいる人向けに、TOKEMEE(トケミー)編集部が2024年の今選ぶべきFitbitのおすすめ機種を紹介しています。
また、記事内では、他社のスマートウォッチやスマートバンドよりもFitbitを選ぶメリットや、Fitbitの全種類の特徴、Fitbitの機種ごとの機能性の違いの比較等も紹介しています。Fitbitに興味がある人は是非参考に。
目次
Fitbitとは
ブランド名 | Fitbit(フィットビット) |
メーカー | Fitbit(フィットビット) |
国 | アメリカ |
対応OS | iOS/Android OS |
そもそもFitbit(フィットビット)とは何か。Fitbitとは、米国の老舗ウェアラブルデバイスメーカーであるFitbit社が販売する高精度な動量計を内蔵したスマートウォッチやフィットネストラッカーのことです。特に、スマートバンド型のFitbitトラッカーは、睡眠中も含め1日24時間身に着ける健康管理用デバイスとして世界的に高い人気を誇ります。Fitbit社は2021年より大手IT企業であるGoogle社の傘下となったことで、Fitbitの高性能な活動量計に加え、便利なGoogleサービスを利用出来るのも大きな特徴です。
Fitbitを選ぶメリット
- iPhoneとAndroidスマホ両方に対応
- 1週間前後使える長時間バッテリー搭載
- 高性能な睡眠機能が睡眠の質改善に役立つ
- ストレスマネジメント機能でストレスケア
- 便利なGoogle機能が使える
- トラッカーでもSuica決済が出来る
Fitbit社のFitbitスマートウォッチやFitbitトラッカーには、上記のように、「iOSとAndroid OSに対応」、「長時間バッテリー」、「高性能な睡眠機能」、「ストレスマネジメント機能」、「Google機能」、「Suica決済」といった魅力があります。もし、これらの機能にメリットを感じるなら、Fitbitのスマートウォッチやトラッカーを選んでみるのがおすすめです。
iOS/Android OS対応:iPhoneでもAndroidスマホでも使える
Fitbit(フィットビット)のスマートウォッチやトラッカーは、Apple社のiOSとGoogle社のAndroid OSの両方に対応しています。AndroidユーザーがApple Watchを使えない、iPhoneユーザーがGoogle Pixel WatchやGalaxy Watchを使えないのとは違い、FitbitならiPhoneユーザーでもAndroidユーザーでも選ぶことが出来ます。
長時間バッテリー:1回の充電で1週間程度使える
Fitbitは、機種により5〜10日間の長時間バッテリーを備えるため、バッテリー持ちが1日(24時間)未満のスマートウォッチと違い、毎日充電する必要はありません。1週間前後バッテリーが持つため、充電頻度は少なくて済みます。また、バッテリー持ちが良いため、睡眠中も含め1日24時間ずっと健康管理デバイスとして安心して装着出来ます。
睡眠機能:睡眠の深さや睡眠の質が分かる
Fibit社は活動量計内蔵ウェアラブルデバイスの老舗メーカーということもあり、FitbitスマートウォッチやFitbitトラッカーの睡眠機能は高性能かつ高精度です。Fitbitを装着して就寝すると自動的に睡眠を検出し、睡眠時間はもちろんのこと、睡眠各ステージ(覚醒・レム睡眠・浅い睡眠・深い睡眠)の時間を計測し、100点満点表記の睡眠スコアを算出してくれます。自身の睡眠の客観的把握や睡眠の質改善に役立てることが出来ます。
さらに、眠りが浅い時に起こしてくれるスマートアラート機能を備えているのも特徴です。Fitbitなら、スマートアラーム機能を活用し、朝気持ちよく目覚めることが出来ます。
ストレスマネジメント機能:皮膚電気活動センサーで精度の高いストレス測定が可能
Fitbitは、最先端のストレスマネジメント機能を搭載し、体だけではなく心のケアも出来ます。心拍センサーを活用する一般的なスマートウォッチのストレス測定機能と違い、専門性の高い皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載しているため、より精度の高い本格的なストレス計測が可能となっています。継続的皮膚電気活動(cEDA)センサー搭載機種なら、1日を通してのストレス監視が可能で、その都度ストレス通知を受け取ることも出来ます。
Google機能:GoogleマップやYouTube Musicが使える
Fitbit社はGoogle傘下にあるため、Google関連サービスとの強固な連携機能を誇るのも魅力です。例えば、Fitbitなら、GoogleマップやYouTube Musicが利用出来ます。Googleマップを活用し、手首にターンバイターン方式のナビを表示したり、振動によって直進や左へ曲がるなどの通知を受け取ることが出来ます。有料のYouTube Music Premiumへ加入済みなら、手元での操作によってスマホ上のYouTube Musicの音楽をコントロール出来ます。
Suica:トラッカーでもキャッシュレス決済が可能
スマートバンド型の健康管理トラッカー(フィットネストラッカー)の場合、スマートウォッチに比べるとSuicaなどの電子マネーが使えない機種が多いのですが、FitbitトラッカーならSuicaを含むFitbit Payを備えるためキャッシュレス決済が可能です。Fitbitトラッカー内蔵のSuicaを活用し、電車利用時に駅の改札をスムーズに通過できますし、コンビニやスーパー、薬局での買い物も現金の受け渡しのやり取りをする必要なく快適にお会計が出来ます。
Fitbitの全種類の特徴
Fitbit(フィットビット)にはどんな種類があるのか。2024年現在におけるFitbitの現行機種は、「Fitbit Sense 2」と「Fitbit Versa 4」、「Fitbit Charge 6」、「Fibit Luxe」、「Fitbit Inspire 3」、「Fitbit Ace 3」の6種類です。
Fitbit Sense 2
- Fitbitの最上位スマートウォッチ
- cEDAセンサー搭載でストレスを24時間監視
- ストレス検出でストレス通知を受け取れる
- 推定睡眠時皮膚温センサー搭載で皮膚温の変動を推定
- 心電図機能搭載(※現状使用不可)
Fitbit Sense 2(フィットビットセンス2)は、2022年9月22日に発売されたFitbitの最上位モデルです。Sense 2の最大の特徴は、Fitbitが誇る最先端のヘルスケア機能を搭載した、ハイスペックな健康管理スマートウォッチである点です。特に、cEDA(継続的皮膚電気活動)センサーを搭載し、1日を通して精度の高いストレス測定が出来、高いストレスを受けた際にはストレス通知を受け取れるなど、高性能なストレスマネジメント機能を備えるのがSense 2の大きな強みとなっています。
また、そのほかにも、睡眠スコア付き睡眠機能、睡眠時皮膚温測定機能、血中酸素ウェルネス機能、心拍変動機能を備えるなど、観光管理用デバイスとしてとても優秀です。さらに、現状は日本未認可のために使えないものの、心電図機能も搭載されています。
Fitbit Versa 4
- Fitbitのスマートウォッチのベーシックモデル
- 薄型軽量デザインで1日24時間装着しやすい
- マイクとスピーカーを搭載しハンズフリー通話可能
- GPSセンサー内蔵でスマホなしにワークアウト計測可能
- 心拍や血中酸素、睡眠など健康機能が充実
Fitbit Versa 4(フィットビットバーサ4)は、2022年9月22日に発売されたFitbitスマートウォッチのスタンダードモデルです。Versa 4の最大の魅力は、運動管理にも健康管理にも使いやすいFitbitスマートウォッチが定価3万円以下の低価格で買えるコスパの良さです。Versa 4は、GPSセンサーを内蔵し時計単体でGPS計測出来るため、スマホなしにランニングやサイクリングなどの際に走行距離や走行ペースのリアルタイム計測が可能で運動用にぴったりです。また、心拍計や血中酸素濃度測定、睡眠計、呼吸数など定番のヘルスケア機能を備えるため、健康管理用にも最適です。
さらに、Versa 4は、薄型軽量デザインを採用し、日中も睡眠中も1日24時間ずっと装着しやすいデザインとなっているのも魅力的です。そのほか、通知機能やBluetooth通話機能、Suica決済機能などスマート機能も充実しています。
Fitbit Charge 6
- Fitbitの人気NO.1モデル
- 世界的にも大人気の健康管理トラッカー
- EDAセンサー搭載で精度の高いストレス測定が可能
- GPSセンサー搭載でスマホなしにGPS計測出来る
- Googleマップ対応でナビが利用出来る
- Suicaによるキャッシュレス決済に対応
Fitbit Charge 6(フィットビットチャージ6)は、2023年10月22日に発売されたFitbitの売れ筋NO.1機種です。Charge 6の最大の特徴は、スマートバンド型の健康管理トラッカーとして、他社製を圧倒する最強レベルの機能性を誇るところです。健康機能では、定番の心拍や血中酸素、睡眠、呼吸数、月経に関する記録に加え、ストレスマネジメント機能を備えているのが大きな魅力です。ストレス測定にあたり、一般的な心拍センサーを使用するのではなく、皮膚電気活動(EDA)センサーを活用するため、より精度の高いストレス計測が可能です。
また、GPSセンサーを内蔵し、トラッカー単体でワークアウト中のGPS計測が可能となっており、ランニングなどのフィットネスシーンにも大活躍間違いなしです。さらに、GoogleマップやSuica決済に対応している点も非常に魅力的です。
Fitbit Luxe
- 女性向けのお洒落な健康管理トラッカー
- 光沢のあるステンレススチール製で高級感漂うデザイン
- AMOLEDディスプレイによる美しく見やすい画面
- 5日間の長時間バッテリー
- 豊富な健康管理機能
Fitbit Luxe(フィットビットラグゼ)は、2023年9月22日に発売されたFitbitのレディース向け健康管理トラッカーです。Luxeの最大の特徴は、光沢あるステンレススチールケースを採用し、ジュエリーのように美しくスタイリッシュなデザインのトラッカーである点です。女性の手首周りを華奢に見せてくれる細いバンドを採用したオシャレなデザインであるため、アクセサリー感覚でつけることが出来ます。ディスプレイには、高精細AMOLEDを採用し、文字盤も美しく、視認性もバッチリです。
また、5日間連続使用出来る長時間バッテリーを備え、充電頻度が少なくて済むのも嬉しいところです。そのほかの機能面では、心拍数や睡眠記録、血中酸素ウェルネス、呼吸数、推定睡眠時皮膚温の変動、月経に関する記録など健康管理機能が非常に充実しています。
Fitbit Inspire 3
- Fitbitのエントリートラッカー
- 1万円ちょっとで買える格安トラッカー
- 10日間の長時間バッテリー
- 毎日の歩数や移動距離、消費カロリーを自動計測
- 定番の健康管理機能を搭載
Fitbit Inspire 3(フィットビットインスパイアー3)は、2022年9月15日に発売されたFitbitの入門機です。Inspire 3の最大の特徴は、Fitbit製の優秀な活動量計が1万円ちょっと買えるコストパフォーマンスの高さです。身に付けているだけで歩数や移動距離、消費カロリーを自動計測出来、寝る際には睡眠時間や睡眠ステージも自動計測出来るため、活動量計としては十分過ぎるモデルです。おまけに、定価1万円ちょっとで買えるリーズナブルなモデルでありながらも、血中酸素濃度や推定睡眠時皮膚温変動、高/低心拍数の通知、心拍変動などに対応しているなど、コスパはかなり高いです。
Fitbit Ace 3
- Fitbitの子供向けフィットネストラッカー
- 保護者が子供の健康管理の全体像を把握するのに役立つ
- 子供の運動へのモチベーションを上げる
- 水深50mまでの耐水仕様で水泳にも対応
- 最大8日間の長時間バッテリー
Fitbit Ace 3(フィットビットエース3)は、2021年3月26日に発売されたFitbitの6歳以上の子供向け(主に小学生向け)のアクティブトラッカーです。Ace 3の最大の特徴は、お母さん・お父さんが、子供が健康的な生活習慣を送れているかどうかを把握するのに役立つトラッカーである点です。トラッカーでは、子供の毎日の歩数や移動距離、アクティブな時間、就寝時刻、起床時刻、睡眠時間をトラッキング出来るため、子供の健康的な生活習慣を作る上でとても役立ちます。また、スマホを持つ子供には、スマホの着信通知が手元に届くため、習い事に通う子供への連絡もスムーズになります。
そして、腕時計の文字盤には子供向けのロケットやバニー、ミニオンズなどのデザインが用意されているため、子供も喜んでつけてくれるはずです。さらに、目標を達成することでアニメーションが変化したり、バーチャルバッジが得られるなど、子供のモチベーションも上げてくれます。
Fitbitのスペック比較表
機種 | Sense 2 | Versa 4 | Charge 6 | Luxe | Inspire 3 | Ace 3 |
---|---|---|---|---|---|---|
画像 | ||||||
販売ページ | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon |
発売日 | 2022年9月22日 | 2022年9月22日 | 2023年10月12日 | 2023年9月22日 | 2022年9月15日 | 2021年3月26日 |
価格 | 32,800円 | 27,800 | 23,800円 | 16,800円 | 12,800円 | 9,490円 |
サイズ | 40.5x40.5x11.2mm | 40.5x40.5x11.2mm | 36.73x23.09x11.2mm | 37.0x17.0x13.0mm | 39.37x18.54x11.75mm | 37.39x16.8x12.9mm |
重量 | 37.64g | 37.64g | 30.0g | 26.2g | 17.69g | ? |
ケース | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム | ステンレススチール | プラスチック | プラスチック |
ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | PMOLED |
防水 | 50m | 50m | 50m | 50m | 50m | 50m |
バッテリー | 6日間 | 6日間 | 7日間 | 5日間 | 10日間 | 8日間 |
急速充電 | ○ | ○ | - | - | - | - |
通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
メール返信 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
通話 | ○ | ○ | - | - | - | - |
天気予報 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
電話を探す | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
Amazon Alexa | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
Google Map | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
GPS | ○ (GPS/GLONASS) |
○ (GPS/GLONASS) |
○ (GPS/GLONASS) |
- | - | - |
歩数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
距離 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
消費カロリー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
心拍数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
安静時心拍数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
高/低心拍数の通知 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | - |
心拍変動 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
血中酸素 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
心電図 | △ (未認可) |
- | △ (未認可) |
- | - | - |
呼吸数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
月経に関する記録 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
睡眠時間 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
睡眠ステージ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
睡眠スコア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
睡眠時皮膚温変動 | ○ (専用センサー) |
○ | ○ (専用センサー) |
○ | ○ | - |
スマートアラーム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
EDAスキャンアプリ | ○ | - | ○ | - | - | - |
1日を通してのストレスマネジメント | ○ | - | - | - | - | - |
ストレスの通知 | ○ | - | - | - | - | - |
ストレスマネジメントスコア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
気分の記録 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
ミュージックコントロール | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
Fitbit Pay | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
Suica | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
Fitbitの人気機種の違いを比較
Sense 2とVersa 4の違い
- EDAスキャンアプリ
- 1日を通してのストレスマネジメント
- ストレスの通知
- 睡眠時皮膚温変動
- 心電図
Fitbit(フィットビット)の高機能なスマートウォッチが欲しいという人は、最上位モデルであるFitbit Sense 2とベーシックモデルであるFitbit Versa 4で悩むと思います。Sense 2とVersa 4の違いは、上記の通り主に5点の違いがあります。
EDAスキャンアプリ:Sense 2はストレス計測が可能
Fitbit Sense 2とFitbit Versa 4の違いの一つ目は、EDAスキャンアプリを使用出来るかどうかの違いです。Versa 4はEDAスキャンアプリ非対応ですが、Sense 2は皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載しEDAスキャンアプリを活用したストレス計測が可能です。内蔵センサーが皮膚上の微細な発汗量の変化を検出し、ストレスに対する体の反応を測定してくれるのです。
1日を通してのストレスマネジメント:Sense 2は1日を通してのストレス計測が出来る
Sense 2とVersa 4の違いの二つ目は、1日を通してのストレスマネジメントに対応しているかどうかの違いです。Versa 4は非対応ですが、Sense 2は最新のeCDA(継続的皮膚電気活動)センサーを搭載し手動計測だけではなく1日を通してのストレスの自動計測にも対応しています。24時間着用者のストレスレベルを監視してくれるため、Sense 2はこころの健康管理にも大いに役立ちます。
また、Versa 4にもストレスマネジメントスコアという機能はありますが、これは簡易的な点数(100点満点)が分かるだけの機能なので、ストレス管理をするなら、Sense 2がおすすめです。
ストレスの通知:Sense 2はストレス通知を受け取れる
Sense 2とVersa 4の違いの三つ目は、ストレスの通知への対応です。これは1日を通してのストレスマネジメントに付随する機能なので、Versa 4は非対応でSense 2のみ対応しています。Sense 2なら、終日のストレスレベル監視に伴うストレスの通知を受け取ることが出来ます。その際にはその時の感情を記録したり、心を落ち着かせるための深呼吸やマインドフルネスセッションを受けることが可能です。
睡眠時皮膚温変動:Sense 2は専用センサーで精度の高い皮膚温変動を測定できる
Sense 2とVersa 4の違いの四つ目は、睡眠時皮膚温変動の測定精度の違いです。Versa 4は心拍センサーを使用するのに対し、Sense 2は専門センサーである推定睡眠時皮膚温センサーを活用するため、Sense 2の方がより精度の高い測定が可能です。ちなみに、睡眠時皮膚温変動は、体温計機能とは違い具体的な体温が分かるものではないものの、体調の変化を知るのに役立ちます。
心電図:Sense 2は心電図搭載(ただし日本未認可)
Sense 2とVersa 4の違いの五つ目は、心電図機能の有無の違いです。Versa 4は心電図非搭載ですが、Sense 2は心電図搭載です。Sense 2の心電図機能は、不整脈の一種である心房細動の早期発見に役立てることが出来ます。現状、Sense 2の心電図は厚労省の認可が下りていないため、日本では使用不可の状態となっていますが、2024年にFitbit社を傘下におさめる本家GoogleのPixel Watch 2の心電図機能が利用可能となったこともあり、近いうちに使用可能となる可能性は高いです。
Sense 2とInspire 3の違い
- Suica
- ミュージックコントロール
- Amazon Alexa
- GPS
- EDAスキャンアプリ
- 心電図
Fitbitのスマートバンド型スマートウォッチであるトラッカーを選びたいという人は、Fitbitを代表する超人気モデルであるFitbit Charge 6と低価格モデルであるInspire 3とで悩むことが多いです。Charge 6とInspire 3の違いは、上記の通り主に6点の違いがあります。
Suica:キャッシュレス決済できる
Fitbit Charge 6とFitbit Inspire 3の違いの一つ目は、Suicaへの対応非対応の違いです。Inspire 3はSuicaを含め電子マネー非対応ですが、Charge 6はFitbit Pay/Suicaに対応し電子マネーを使用出来ます。Charge 6なら、コンビニやスーパー、薬局、飲食店でもお会計の際に電子マネーによるスムーズなキャッシュレス決済が出来ます。
ミュージックコントロール:YouTube Musicのコントローラーになる
Charge 6とInspire 3の違いの二つ目は、ミュージックコントロール機能の有無の違いです。Inspire 3はスマホ上の音楽をコントロール出来ませんが、Charge 6ならスマホ上で起動しているYouTube Musicを再生・一時停止・スキップといった形で操作出来ます。(ただし、有料のYouTube Music Premiumへの加入が必要)
Amazon Alexa:音声で操作できる
Charge 6とInspire 3の違いの三つ目は、Amazonの音声アシスタントであるAmazon Alexaへの対応の有無の違いです。Inspire 3はAmazon Alexa非対応ですが、Charge 6はAmazon Alexa対応です。Charge 6は、Amazon Alexaに話しかけることで、天気のチェックやタイマー・アラームの設定、スマートホームデバイスの操作などが出来ます。
GPS:スマホなしでGPS計測できる
Charge 6とInspire 3の違いの四つ目は、トラッカー本体にGPSセンサーを内蔵しているかしていないかの違いです。Charge 6はGPSセンサーを内蔵しているため、ウォーキングやランニング、サイクリング中にスマホなしで距離やペースの計測が可能です。一方、Inspire 3はスマホのGPS機能を利用する形のコネクテッドGPS仕様であるため、スマホなしにトラッカー単体でワークアウト中のGPS計測は出来ません。
EDAスキャンアプリ:ストレスを測定できる
Charge 6とInspire 3の違いの五つ目は、EDAスキャンアプリへの対応非対応です。Charge 6は皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載し、発汗に対する皮膚の電気的変化を測定することでストレスレベルを知ることが出来ます。一方、Inspire 3はEDAセンサーを搭載していないため、ストレス測定は出来ません。
心電図:手元で手軽に心電図をとれる
Charge 6とInspire 3の違いの六つ目は、心電図機能を搭載しているかしていないかの違いです。Inspire 3は心電図機能非搭載ですが、Charge 6はトラッカーとしては珍しく心電図機能搭載です。ただし、現在のところは、心電図機能が利用出来ない地域に日本が含まれるため、心電図機能をすぐに利用することは出来ません。Charge 6で心電図機能を利用出来るようになるのは、日本における使用制限の解除後です。
Fitbit、2024年の今選ぶべきおすすめ機種はコレ!!
おすすめNO.1は、大人気モデルである「Fitbit Charge 6」
2024年の今、Fitbit(フィットビット)を選ぶなら、Fitbitの売れ筋NO.1モデルであり、高性能なアクティブトラッカーである「Fitbit Charge 6」がおすすめです。
Fitbit Charge 6の最大の魅力は、スマート機能やワークアウト機能、健康管理機能などが盛りだくさんの高性能トラッカーである点です。まず、健康管理機能では、皮膚電気活動センサーを利用したEDAスキャンアプリにより精度の高いストレス計測が出来るのが大きな特徴です。また、睡眠の深さが分かる睡眠ステージ機能や睡眠の質が分かりやすい睡眠スコア機能、眠りが浅いタイミングで目覚められるスマートアラーム機能など睡眠機能も非常に充実しています。そのほか、血中酸素測定機能や推定睡眠時皮膚温変動機能、呼吸数、月経に関する記録など、健康管理用デバイスとして非常に優秀です。
トラッカー本体にGPSセンサーを搭載し、40種類以上のスポーツやフィットネスに対応したエクササイズモードを備えるなど運動用にもバッチリです。さらに、定番の電子マネーであるSuicaに対応するなど、定価2万円台前半で買える機種とは思えないぐらい、機能性盛りだくさんの超便利なトラッカーとなっています。
機能性重視で選ぶなら、「Fitbit Sense 2」がおすすめ
健康管理用デバイスとして、出来るだけ機能性の高いFitbitを選びたいという人には、Fitbitの最上位モデルである「Fitbit Sense 2」がおすすめです。
Fitbit Sense 2の最大の魅力は、心身両方の健康維持に役立つ高性能な健康管理スマートウォッチである点です。最先端となるcEDA(継続的皮膚電気活動)センサーを搭載したスマートウォッチで、1日通じてのストレス監視が可能で、大きなストレスを検出した際にはストレスの通知を受け取れるため、ストレスマネジメントに大いに役立つスマートウォッチとなっています。また、Fitbitが誇る高精度な健康管理機能としての心拍数や心拍変動、高/低心拍数、呼吸数、睡眠、血中酸素、推定時睡眠時皮膚温変動、心電図(未認可)なども網羅しています。
そのほか、Bluetooth通話(ハンズフリー通話)やSuisa決済、Googleマップによるナビゲーション、GPS計測、Amazon Alexaによる音声操作などにも対応するなど、最上位モデルらしい高性能なスマートウォッチとなっています。
価格重視で選ぶなら、「Fitbit Inspire 3」がおすすめ
予算を出来るだけ抑えるなら、Fitbitの格安トラッカーである「Inspire 3」がおすすめです。
Fitbit Inspire 3の最大の魅力は、定価1万円ちょっとの低価格でFitbit製の高精度な健康管理トラッカーが手に入るところです。エントリーモデルでありながらも、心拍数や安静時心拍数、高/低心拍数の通知、心拍変動、呼吸数、血中酸素、睡眠など多くのヘルスケア機能を搭載しているため、健康管理用デバイスとして十分便利に活用出来ます。もちろん、毎日の歩いた歩数や移動距離、消費カロリーも自動計測出来ます。バッテリーは10日間の長時間バッテリーとなっているため、電池切れの心配なく1週間以上連続使用出来るのも魅力的です。
女性が選ぶなら、「Fitbit Luxe」がおすすめ
おしゃれで可愛い健康管理トラッカーが欲しいという女性には、Fitbitのレディース向けトラッカーである「Fitbit Luxe」がおすすめです。
Fitbit Luxeの最大の魅力は、ファッションアクセサリーを身に付けているかのようなおしゃれな見た目です。光沢のあるステンレススチールケースを採用し高級感漂う雰囲気です。バンドも細めで女性の手首周りを華奢に演出してくれます。もちろん、機能面もバッチリで、心拍数や睡眠時間、睡眠の質、血中酸素、呼吸数などを測定することが出来ます。また、生理や症状を記録したり、月経周期パターンの把握や排卵時期の予測などに役立てることも出来ます。バッテリーは連続で5日間持つため、充電もたまにで大丈夫です。
最後に:Fitbitを活用し、健康な毎日を送ろう!
Fitbitのスマートウォッチやトラッカーは、豊富なヘルスケア機能を搭載し、健康管理用デバイスとして優秀です。心拍数や睡眠時間、血中酸素レベル、睡眠時皮膚温などに加え、EDAセンサーによるストレス計測にも対応しているため、心身ともに健康的な毎日を送るのに大いに役立つはずです。
Fitbitは最上位モデルのSense 2や定番モデルのCharge 6などたくさんの種類があります。それらの中から自分に合ったFitbitを見つけて、毎日の健康状態の把握にFitbitを活用してみましょう。Fitbitがあれば、きっと健康的で快適な毎日を送れるでしょう。