Garmin(ガーミン)の本格ランニングウォッチであるForerunner(フォアランナー)シリーズ。Forerunnerシリーズはたくさん種類がありどのモデルにするか迷うところ。今回の記事では、ガーミンのForerunnerシリーズの違いを比較し、おすすめの機種を紹介しています。初めてガーミンのランナー向けGPSウォッチを購入予定の人も、古い機種から新しい機種へと買い換えを検討している人も是非参考に。
目次
ガーミンのForerunnerシリーズとは
Garmin(ガーミン)のForerunner(フォアランナー)シリーズとは、ガーミンが開発したランナー用スマートウォッチシリーズのことです。高い機能性を誇り、ランニング初心者からマラソン上級者まで、さらにはトレイルランニング(トレラン)やトライアスロンを楽しむ人にも人気です。
Forerunnerシリーズは全機種にGPSセンサーを搭載し、時計単体で走った距離を計測したり、走りながらリアルタイムに時計画面上にペースを表示出来るGPSウォッチです。長時間バッテリーを備え、GPS計測時でも20時間以上連続稼働出来るので、ハーフマラソンやフルマラソンはもちろん、100kmウルトラマラソンでも使用可能です。さらに、一般ユーザー向けのvivoactiveシリーズやVenuシリーズにはない、ランニングフォーム測定機能やトレーニング分析機能などランナー向けの専門性の高い機能が多数搭載されています。
ForerunnerシリーズとForeAthleteシリーズの違いは??
ガーミンのランニングウォッチは、Forerunner(フォアランナー)シリーズとForeAthlete(フォアアスリート)シリーズがありますが、その違いは単なる新旧の違いです。ガーミンのランニングウォッチは、2022年6月よりシリーズ名称がForeAthleteシリーズからForerunnerシリーズへと変更されました。そのため、2022年6月よりも前に発売された機種がForeAthlete ○○となっており、2022年6月以降に発売された機種がForerunner △△となっています。
ガーミンのForerunnerシリーズの種類
Garmin(ガーミン)のForerunner(フォアランナー)シリーズにはどんな種類があるのか。2024年最新モデルを含め現行機種は、ForeAthlete 55、Forerunner 165、Forerunner 265、Forerunner 955 Dual Power、Forerunner 965の5種類です。主に、55と165がエントリーモデル、265がスタンダードモデル、955 Dual Powerと965が上位モデルという位置付けとなっています。このラインナップの中で、特に新しい機種である165と265、965が今売れている機種です。55と955 Dual Powerはやや古いモデルとなります。
ForeAthlete 55
- ガーミンの最安ランニングウォッチ
- コンパクト設計で快適な装着感
- 最大14日間のロングバッテリー
- GPSセンサー内蔵で走行距離を計測出来る
- 運動中の心拍数を計測出来る
ガーミンのForeAthlete 55(フォアアスリート55)は、ガーミンのランニングウォッチの入門機として2021年6月17日に発売されたモデルです。ForeAthlete 55の最大の特徴は、ガーミン製ランニングウォッチで最も安く買える、市場価格3万円以下の格安機種である点です。主にランニング初心者をターゲットにし、搭載する機能を絞ることで激安価格を実現しています。ForeAthlete 55は2021年発売モデルであり、新しいエントリーモデルである165の登場により、近い将来廃盤となる可能性が高いため、狙うなら今です。
また、ガーミンの格安GPSウォッチですが、必要最低限の機能はしっかりと搭載しています。時計内にGPSセンサーを内蔵し、時計単体でランニング距離を計測したり、リアルタイムにペース表示が可能です。運動中の心拍数や心拍ゾーンの表示も可能です。長時間バッテリーを搭載し、GPS計測時でも最大20時間連続稼働するので、マラソン大会でも使用出来ます。
Forerunner 165
- ガーミンの2024年最新のエントリーモデル
- ランニング中も視認性抜群の高精細AMOLEDディスプレイ
- 普段使いもしやすい画面タッチ操作に対応
- スマホや財布なしでお買い物が出来るSuica決済対応
- ランニングダイナミクスやランニングパワーに対応
ガーミンのForerunner 165(フォアランナー165)は、2024年2月29日発売のガーミンの最新エントリーランニングウォッチです。Forerunner 165の最大の特徴は、高精細AMOLEDディスプレイによる圧倒的に美しい見た目と視認性抜群の画面です。画面輝度が明るく、視野角も広いため、晴れの日でも曇りの日でも、雨の日でも、走りながら瞬時に画面内の情報をチェック出来ます。また、物理ボタンによる操作だけではなく、画面タッチ操作にも対応し、運動中だけではなく普段使いもしやすくなっています。
さらに、ガーミンのランナー向け人気機能である、VO2MAXやリカバリータイム、レース予想タイム、Garminコーチ、ランニングダイナミクス、ランニングパワーなども搭載し、エントリーモデルながらも満足感の高い機能性を誇ります。Suica決済にも対応し、スマホや財布を持ち運ぶことなくランニング後にコンビニや自動販売機で買い物が出来ます。
Forerunner 265
- ガーミンの人気ランニングウォッチ
- 1.3インチ&高解像度の見やすいディスプレイ
- GNSSマルチバンド対応でより精度の高いGPS計測が可能
- スマホなしで音楽再生出来る音楽プレーヤー機能
- 専門性の高いトレーニング分析機能多数
ガーミンのForerunner 265(フォアランナー265)は、ガーミンのランニングウォッチの一番人気である200番台の最新モデルです。Forerunner 265の最大の特徴は、精度の高いGPS計測機能と、多彩なランナー向け専門機能を備える高性能ウォッチである点です。通常のL1信号に加えて、L5信号も同時に受信出来る2周波GPS(GNSSマルチバンド)対応モデルであるため、GPS信号受信の障害物が多い山間部や都市部でもより精度の高い位置情報を取得出来ます。また、トレーニング効果やトレーニング負荷、トレーニング負荷バランス、トレーニングステータス、トレーニングレディネスなど、トレーニングの進捗状況の客観的把握に役立つ機能が盛りだくさんです。
さらに、音楽プレーヤー機能を搭載し、時計本体に音楽データを保存出来るため、スマホなしに走りながらワイヤレスイヤホン越しに音楽を聴くことが出来ます。Suica決済にも対応。血中酸素測定やストレスレベル、Body Battery、フィットネス年齢など健康関連の機能も充実しています。
Forerunner 955 Dual Power
- ガーミンの旧上位モデル
- 晴れた屋外で見やすいMIPディスプレイ
- ソーラー充電対応でGPS計測時に最大49時間連続稼働
- フルカラー地図表示に対応
- 登山やトレランにも使いやすい
ガーミンのForerunner 955 Dual Power(フォアランナー955デュアルパワー)は、2022年6月16日に発売されたガーミンの旧上位モデルです。Forerunner 955 Dual Powerの最大の特徴は、Forerunnerシリーズ唯一のソーラー充電機能を搭載している機種である点です。新しい上位モデルの965が発売された後もこのソーラーモデルのみ販売が継続されています。Forerunner 955 Dual Powerなら晴れた屋外での運動中に太陽光発電分を利用出来るため、GPS計測時に最大49時間連続使用出来ます。
また、上位モデル限定機能であるフルカラー表示機能を搭載。フルカラー地図によるナビゲーション機能を利用し、知らない土地でも迷子になることなく走ることが出来ます。山系アクティビティ向けの機能も充実し、登山やトレッキング、ハイキング、トレランを楽しむ人にも最適です。
Forerunner 965
- ガーミンの最新の上位モデル
- 高級感あるチタンベゼルを採用
- 圧倒的に見やすい1.4インチAMOLEDディスプレイ
- フルカラーの日本詳細地形図によるナビを利用可能
- ゴルフウォッチ顔負けの専門性の高いゴルフ機能
ガーミンのForerunner 965(フォアランナー965)は、ガーミンのランナー向けGPSウォッチの最上位の最新モデルです。Forerunner 965の最大の特徴は、高級腕時計にも使われるチタンベゼルを採用した高級感のある外観です。画面はForerunnerシリーズ最大の1.4インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、画面解像度も454x454と高く、運動中の視認性抜群です。当然、タッチ操作可能なタッチスクリーンであるため、ランニングだけではなく、普段使いもしやすいです。チタンベゼル採用であるため、黒を選べばビジネスシーンでも着用出来ます。
機能面では、リアルタイムスタミナやパフォーマンスコンディション、ClimbPro、暑熱と高度への適応、地図表示、ラウンドトリップコース作成などの上位モデルだけの限定機能を多数搭載しています。さらに、ゴルファー向けのゴルフ機能も多数搭載し、ゴルフ用GPSウォッチとしても便利に活用出来ます。
ガーミンのForerunnerシリーズのスペック比較表
機種 | 55 | 165 | 265 | 955 Dual Power | 965 |
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画像 | |||||
販売ページ | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon |
発売日 | 2021年6月17日 | 2024年2月29日 | 2023年3月2日 | 2022年6月16日 | 2023年4月4日 |
価格 | 32,000円 | 39,800円 | 62,800円 | 84,800円 | 84,800円 |
サイズ | 42x42x11.6mm | 43x43x11.6mm | 46.1x46.1x12.9mm | 46.5x46.5x14.4mm | 47.2x47.2x13.2mm |
重量 | 37g | 39g | 47g | 53g | 53g |
レンズ | 化学強化ガラス | 化学強化ガラス | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass DX | Corning Gorilla Glass DX |
ベゼル | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | チタン |
ケース | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
ストラップ | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
ディスプレイサイズ | 1.04インチ | 1.2インチ | 1.3インチ | 1.3インチ | 1.4インチ |
ディスプレイタイプ | MIP | AMOLED | AMOLED | MIP | AMOLED |
解像度 | 208x208 | 390x390 | 416x416 | 260x260 | 454x454 |
タッチスクリーン | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
カラー表示 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
バッテリー (スマートウォッチモード) |
14日間 | 11日間 | 13日間 | 15+5日間 | 23日間 |
バッテリー(GPSモード) | 20時間 | 19時間 | 20時間 | 42+7時間 | 31時間 |
ソーラー充電 | - | - | - | ○ | - |
通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
メール返信 (Androidのみ) |
- | ○ | ○ | ○ | ○ |
通話 | - | - | - | - | - |
音楽保存 | - | △ (Musicモデルのみ) |
○ | ○ | ○ |
Garmin Pay | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
Suica | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
アクティビティ中の事故検出 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
救助要請 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
歩数/移動距離/消費カロリー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
週間運動量 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
呼吸数 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
血中酸素 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
睡眠モニタリング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
睡眠スコアと洞察 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
昼寝検出 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
HRVステータス | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
モーニングレポート | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
フィットネス年齢 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Body Battery | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ストレスレベル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
水分補給トラッキング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
女性のための健康トラッキング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
GPS | ○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
GNSSマルチバンド | - | - | ○ | ○ | ○ |
コンパス | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
気圧高度計 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
コースナビゲーション | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
地図表示 | - | - | - | ○ | ○ |
ラウンドトリップコース作成 | - | - | - | ○ | ○ |
GPSによる距離・タイム・ペース計測 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍ゾーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
VO2MAX | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
リカバリータイム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
レース予想タイム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
レースウィジェット | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
ランニングダイナミクス | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
ランニングパワー | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
PacePro | Lite | ○ | ○ | ○ | ○ |
パフォーマンスコンディション | - | - | - | ○ | ○ |
乳酸閾値 | - | - | ○ | ○ | ○ |
リアルタイムスタミナ | - | - | - | ○ | ○ |
Gamminコーチ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング効果 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング負荷 | - | - | ○ | ○ | ○ |
トレーニング負荷バランス | - | - | ○ | ○ | ○ |
負荷比 | - | - | ○ | ○ | ○ |
トレーニングステータス | - | - | ○ | ○ | ○ |
トレーニングレディネス | - | - | ○ | ○ | ○ |
ClimbPro | - | - | - | ○ | ○ |
暑熱と高度への適応 | - | - | - | ○ | ○ |
ゴルフ機能 | - | - | - | ○ | ○ |
ガーミンのForerunnerシリーズの違い
ForeAthlete 55とForerunner 165の違い
Garmin(ガーミン)のランニングウォッチであるForerunnerシリーズで、ランニング・マラソン初心者向けのエントリーモデルを選びたいという人は、2021年発売の旧入門機であるForeAthlete 55と、2024年発売の新入門機であるForerunner 165で悩むはず。ForeAthlete 55とForerunner 165の大きな違いは、「ディスプレイ性能」、「キャッシュレス決済の有無」、「ランニングダイナミクスの対応」の3点です。
55と165の違い①ディスプレイ性能
ForeAthlete 55とForerunner 165の大きな違いの一つ目は、ディスプレイ性能です。55はガーミンの伝統的なMIPディスプレイに対し、165は近年のスマートウォッチのトレンドである高精細AMOLEDディスプレイ。AMOLEDは明るくて色鮮やかなため、単純に165の方が画面が綺麗で見やすいです。また、55はタッチ操作非対応で物理ボタンによる操作のみ。一方、165はタッチ操作にも対応しているため、普段使いもしやすいです。
55と165の違い②キャッシュレス決済の有無
ForeAthlete 55とForerunner 165の大きな違いの二つ目は、電子マネー機能の有無。55は電子マネー非対応に対し、165はGarmin Pay/Suica決済に対応しています。165なら、スマホや財布を持ち運ぶことなく、ランニング後に自動販売機で飲み物を買ったり、コンビニでプロテインやおやつを買ったり出来ます。さらに、行きは走って、帰りは電車やバスに乗って帰るなんてことも出来ます。
55と165の違い③ランニングダイナミクスの対応
ForeAthlete 55とForerunner 165の大きな違いの三つ目は、ランニングダイナミクスの対応非対応です。55はランニングダイナミクス非対応で、165はランニングダイナミクス対応です。ランニングダイナミクスとは、ランニングフォームに関するデータを計測出来る機能で、主にピッチやストライド、上下動、接地時間などを計測出来ます。165なら手首のウォッチ単体でフォーム分析が出来るため、フォーム改善によるパフォーマンス向上や怪我防止が期待出来ます。
Forerunner 165と265の違い
ガーミンの最新のランニングウォッチの中から選びたいという人は、2024年発売のエントリーモデルであるForerunner 165と、2023年発売のミドルクラスモデルであるForerunner 265で悩むことが多いはず。Forerunner 165と265の大きな違いは、「GNSSマルチバンドへの対応」、「トレーニング分析機能の有無」の2点です。
165と265の違い①GNSSマルチバンドへの対応
Forerunner 165と265の大きな違いの一つ目は、GNSSマルチバンドへの対応非対応です。165はGNSSマルチバンド非対応で、265は対応。GNSSマルチバンドとは、L1とL5の2周波数帯を同時受信出来るため、従来のGPSウォッチ(1周波数帯受信機)よりも障害物に強く精度の高い位置情報取得が出来る技術のことです。265なら、GPS信号受信の障害となる木々や高層ビルなどの障害物が多い山間部や都市部でもより正確な走行距離計測やペース表示が可能となっています。
165と265の違い②トレーニング分析機能の有無
Forerunner 165と265の大きな違いの二つ目は、トレーニング分析機能の有無です。165はトレーニング効果(有酸素・無酸素)に対応していますが、265はさらに、トレーニング負荷やトレーニング負荷バランス、負荷比、トレーニングステータス、トレーニングレディネスなどに対応しています。165よりも265の方が、トレーニングの進捗状況や体のコンディションなどを客観的データで確認出来るため、265の方がサブ4やサブ3を目指すガチランナー向けです。
Forerunner 265と965の違い
ガーミンの高性能なランニングウォッチが欲しいという人は、中級機であるForerunner 265と、上級機であるForerunner 965で迷うはずです。Forerunner 265と965の大きな違いは、「ベゼル素材」、「バッテリー持ち」、「地図表示機能の有無」、「ゴルフ機能の有無」の4点です。
265と965の違い①ベゼル素材
Forerunner 265と965の大きな違いの一つ目は、ベゼル素材の違いです。265は繊維強化ポリマーに対し、965はチタンベゼルです。チタンベゼルは高級腕時計にも使われるプレミアム素材で高級感ある見た目が特徴です。さらに、軽量で錆びにくいという特徴もあります。単純に見た目を比較すると、256よりも965の方が高級感があり、ビジネスシーンにも馴染みやすい外観となっています。
265と965の違い②バッテリー持ち
Forerunner 265と965の大きな違いの二つ目は、バッテリー持ちの違いです。スマートウォッチモードで265は最大2週間弱に対し、965は最大3週間以上。GPSモードで265は最大20時間に対し、965は最大31時間。一般的な使用用途としては265でも十分過ぎるバッテリー持ちですが、965はそれを超える脅威的なバッテリー持ちとなっています。
265と965の違い③地図表示機能の有無
Forerunner 265と965の大きな違いの三つ目は、地図表示機能の有無の違いです。265は地図表示機能は無しに対し、965は地図表示機能有りです。965ならワークアウト中に地図を表示出来るため、市街地を走るシティランだけではなく、山を走るトレイルランにも便利です。また、無料の日本詳細地形図だけではなく、有料の日本登山地形図も用意されており、登山用GPSウォッチとしても便利に活用出来ます。
265と965の違い④ゴルフ機能の有無
Forerunner 265と965の大きな違いの四つ目は、ゴルフ機能の有無の違いです。265はゴルフ機能無しで、965はゴルフ機能有りです。965は、世界中にある4万2千のゴルフコースをフルカラーで表示可能です。ハザード情報も充実しています。そして、GPSセンサーを活用し、ショット距離を測定可能。また、グリーンまでの距離を確認することも出来ます。さらに、デジタルスコアカードも備えるなど、ゴルフ用GPSウォッチ顔負けの多彩なゴルフ機能を搭載しています。
Forerunner 955 Dual Powerと965の違い
同じガーミンの上位モデルである2022年発売のForerunner 955 Dual Powerと、2023年発売のForerunner 965にはどんな違いがあるのか気になるところ。Forerunner 955 Dual Powerと965の大きな違いは、「ソーラー充電機能の有無」、「ディスプレイ性能」の2点です。
955 Dual Powerと965の違い①ソーラー充電機能の有無
Forerunner 955 Dual Powerと965の大きな違いの一つ目は、ソーラー充電機能の有無の違いです。955 Dual PowerはForerunnerシリーズ唯一のソーラー充電機能搭載機種です。スマートモードでは965の方がバッテリー持ちが良いのですが、GPSモードでは955 Dual Powerの方がバッテリー持ちが良い仕様となっています。旧機種ですが、ソーラー充電機能に魅力を感じるなら、敢えて955 Dual Powerを選ぶのもアリです。
955 Dual Powerと965の違い①ディスプレイ性能
Forerunner 955 Dual Powerと965の大きな違いの二つ目は、ディスプレイ性能の違いです。955 Dual Powerは1.3インチMIPディスプレイ(画面解像度260x260)に対し、965は1.4インチAMOLEDディスプレイ(画面解像度454x454)。高精細AMOLEDを採用した965の方が画面が明るくて綺麗です。屋外だけではなく、薄暗い屋内でも画面が見やすく、普段使いもしやすくなっています。
ガーミンのForerunnerシリーズ、ランニング用に選ぶならどれがおすすめ??
おすすめNO.1は、Forerunner 265!
Garmin(ガーミン)のランナー向けスマートウォッチであるForerunnerシリーズを買うなら、一番のおすすめ機種は、「Forerunner 265」です。実際、ガーミンのForerunnerシリーズを代表する人気機種が、Forerunner 265です。
ガーミンのForerunner 265の最大の魅力は、スマートウォッチとしての人気機能に、ランナー向けの専門性の高い多彩な機能が加えられた高性能GPSウォッチである点です。ディスプレイには高精細AMOLEDを採用し、画面表示が明るくて綺麗です。物理ボタンによる操作だけではなく画面タッチ操作にも対応し、普段使いもしやすいです。通知機能に、音楽再生機能に、Suica決済にと、スマートウォッチの人気機能が搭載されています。健康関連でも、睡眠スコア付き睡眠計や血中酸素、ストレスレベルなどを搭載し、ガーミン独自のBody Batteryやフィットネス年齢も搭載し、健康管理用としても優秀です。
そして、ランナー向け機能として、2周波GPSによる精度の高いGPS計測、マラソン大会本番でのペース管理に役立つPacePro、フォーム分析に役立つランニングダイナミクス、日々のトレーニングに役立つ各種トレーニング分析機能と、多彩な機能が搭載されています。非常に機能性が高く、普段使いからマラソントレーニングまで幅広く使いたい市民ランナーにおすすめの機種です。
コスパで選ぶなら、Forerunner 165がおすすめ!
コスパで選ぶなら、ガーミンの最新のエントリーモデルである「Forerunner 165」がおすすめです。実際、ランニング初心者の最初のGPSウォッチとして、入門機であるForerunner 165が多く選ばれています。
ガーミンのForerunner 165の最大の魅力は、高性能なランニングウォッチなのに定価4万円以下で買える高コスパな機種である点です。ガーミンの入門機でありながらも、トレンドのAMOLEDディスプレイを採用し、最大11日間のロングバッテリーを搭載し、人気の電子マネーであるSuicaにも対応し、高スペックのGPSウォッチとなっています。トレーニングプランを教えてくれるGarminコーチや、全身持久力の客観的指標であるVO2MAX、休息の目安が分かるリカバリータイム、大会本番での予想タイムが分かるレース予想タイムなど、初心者ランナーにとってあると便利な機能が多数搭載されています。
ランニング初心者の最初のGPSウォッチとして一押しです。
地図機能を求めるなら、Forerunner 965がおすすめ!
高性能なランニングウォッチを求める上級者には、ガーミンのForerunnerシリーズの最上位モデルである「Forerunner 965」がおすすめです。特に、サブ4やサブ3を本気で目指すマラソンランナーや、ランニングだけではなく登山やトレラン、ゴルフなども楽しむという人に一押しです。
ガーミンのForerunner 965の最大の魅力は、ワークアウト中のフルカラーマップ表示に対応したGPSウォッチである点です。1.4インチの大きくて、画質も綺麗なAMOLEDディスプレイにフルカラー地図を表示出来るため、ナビを頼りに知らない土地でも快適に走ることが出来ます。また、地図機能はトレランや登山などの山系アクティビティでも重宝します。地図機能以外では、ランニング中にリアルタイムに体力の消耗具合を確認出来るリアルタイムスタミナや、トレイルでの登り区間の管理に役立つClimbPro、ウルトラマラソンで重宝する休息タイマーなどが、上位モデル限定機能として搭載されています。
さらに、上位モデル限定機能として専門性の高いゴルフ機能を搭載しているため、ゴルフ用GPSウォッチとしても活用出来ます。そのほか、ベゼルにチタンベゼルを採用し高級感ある見た目となっているのも魅力的です。高い機能性とともに高級感も求める上級者におすすめです。
最後に:毎日のランニングシーンにガーミンのForerunnerシリーズを活用してみよう
Garmin(ガーミン)のランニング用スマートウォッチであるForerunnerシリーズは、GPS計測精度が高く、ランナー向けの便利機能が多数揃っています。機種も、ランニング初心者向けの低価格モデルから、上級者向けの専門性の高い機能盛りだくさんのモデルまで、たくさんあります。ガーミンのForerunnerシリーズがあれば、毎日のランニングやトレーニングが捗るはずです。是非お気に入りのガーミンのランニングウォッチを見つけて、毎日のランニングシーンや、週末のマラソン大会に活用してみましょう。