Garmin(ガーミン)の人気スマートウォッチであるvivoactive 5(ヴィヴォアクティブ5)とVenu 3(ヴェニュー3)。どちらもAMOLEDディスプレイによる綺麗な画面や、便利な音楽再生機能、Suica機能、多彩な健康機能、スポーツ機能などが魅力的な機種。ガーミンのスマートウォッチを買うなら、vivoactive 5か、Venu 3かで迷っている人は多いはずです。今回の記事では、Garmin vivoactive 5とVenu 3の違いを比較し、今選ぶならどっちの機種がおすすめかを紹介しています。vivoactive 5とVenu 3で迷っている人は是非参考に。
目次
Garmin製スマートウォッチの売れ筋モデルと言えば、vivoactive 5とVenu 3!
Garmin(ガーミン)のスマートウォッチはたくさんの種類がありますが、その中でも特に人気が高いのが、vivoactive 5(ヴィヴォアクティブ5)とVenu 3(ヴェニュー3)の2機種です。ガーミンのスマートウォッチを初めて買うなら、vivoactive 5か、Venu 3か、どちらかを選んでおけば間違いぐらい、ガーミンを代表する人気モデルです。
vivoactive 5
Garmin vivoactive 5(ガーミン ヴィヴォアクティブ5)は、ガーミンのエントリーモデルであるvivoactiveシリーズの最新モデル(2023年10月11日発売)です。vivoactive 5の最大の特徴は、定価4万円以下で買える入門機でありながらも、ガーミン製らしい高い機能性を誇る高コスパのスマートウォッチである点です。近年のスマートウォッチのトレンドである高精細AMOLEDをディスプレイに採用し、画面表示が綺麗です。睡眠モニタリングや血中酸素などの定番のヘルスモニタリングに加え、ガーミン独自機能であるBody Batteryやフィットネス年齢も含め、多彩な健康機能を誇ります。30種類以上のスポーツアプリを内蔵し、GPSセンサーも搭載するため、スポーツ用としても優秀です。「最初は、vivoactive 5を買っておけば問題ない」、「vivoactive 5がコスパ最強」と言われるほどに、初めてのガーミン製スマートウォッチとしては間違いのない機種です。
Venu 3
Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー3)は、ガーミンの上位スマートウォッチであるVenuシリーズの最新モデル(2023年9月7日発売)です。Venu 3の最大の特徴は、プレミアム素材による高級感ある見た目で、上位モデル限定の機能を備えたスマートウォッチである点です。定番素材であるアルミニウムよりも光沢感のあるステンレススチールを採用し上位モデルらしいプレミアムな見た目です。1.4インチの大きくて見やすいAMOLEDディスプレイに、最大14日間(2週間)持続するロングバッテリーも特徴的です。そして、時計本体にスピーカーとマイクを内蔵し、Bluetooth通話や音声アシスタントにも対応しています。そのほかにも上位モデル限定機能を搭載し、機能性にこだわる人に高い人気を誇ります。
Garmin vivoactive 5とVenu 3の共通点
Garmin(ガーミン)を代表するスマートウォッチであるvivoactive 5とVenu 3。vivoactive 5はエントリーモデル的位置付けで、Venu 3はその一つ上の上位モデル的位置付けなのですが、多くの面で共通しています。vivoactive 5とVenu 3の主な共通点は、「画面が綺麗」、「バッテリー持ちが良い」、「音楽を再生出来る」、「電子マネーが使える」、「GPSによる距離計測が出来る」です。
共通①高精細AMOLEDディスプレイによる綺麗な画面
ガーミンのvivoactive 5とVenu 3はどちらも従来の液晶よりも色の再現性た高いAMOLED(有機EL)ディスプレイを採用しているため、画面表示がとにかく綺麗です。視野角も広く、斜めから見ても時刻や各種データ、グラフなどをしっかりと確認出来ます。AMOLEDは明るいのも特徴で、晴れた屋外の強い日差しの下でも、屋内の暗い場所でも、視認性抜群です。もちろん、どちらもタッチスクリーンであり、タッチ操作対応です。
共通②長時間バッテリー
vivoactive 5とVenu 3はどちらもバッテリー長持ちです。vivoactive 5は最大11日間、Venu 3は最大14日間(2週間)のバッテリー持ちとなっています。携帯ショップでも取り扱っているApple Watch(最大18時間)やGoogle Pixel Watch(最大24時間)、Galaxy Watch(最大30時間)と比べると、vivoactive 5とVenu 3のバッテリー持ちの長さは驚異的です。ちなみに、GPS計測中のバッテリー持ちは、vivoactive 5が最大21時間、Venu 3が最大26時間と、こちらも一般的なスマートウォッチと比較し驚異的です。なので、フルマラソンでも、100kmウルトラマラソンでもバッテリー切れの心配なく使えます。
共通③音楽保存&再生機能
vivoactive 5とVenu 3はどちらも時計本体に音楽データを保存し、時計単体で音楽再生が可能です。スマホなしで音楽再生出来るので、屋外ランニングやジムでのトレーニングの際に便利に活用出来ます。PCから直接音楽データを取り込むことも可能ですが、音楽配信サービスであるAmazon MusicやSpotify、LINE MUSICなどで配信されている最新曲を時計内の内蔵メモリに保存することも出来ます。
共通④Suica決済対応
vivoactive 5とVenu 3はどちらも電子マネーが使えます。Garmin Payに対応し、Suicaにも対応しています。Suicaが使えるため、改札機のICカード読み取り部に手元をかざすだけでスムーズに改札を通過出来ます。スーパーやコンビニで買い物をする際も店員さんに「Suicaでお願いします。(又は交通系ICカードでお願いします。)」と伝え、レジ横の決済端末にかざすだけで簡単にキャッシュレス決済が出来ます。
共通⑤時計単体でのGPS計測
vivoactive 5とVenu 3はどちらも時計本体にGPSセンサーを搭載しています。GPS内蔵型ウォッチであるため、スマホを持ち運ぶことなく、時計単体でGPS計測が可能です。ウォーキングをしたり、ランニングをしたり、サイクリングをしたりする場面でも、時計単体で距離計測や手元でのペース表示が可能です。また、目標の距離(5k/10km/ハーフマラソン)を入力するだけでトレーニングプランを提供してくれるGarminコーチにどちらの機種も対応しているため、マラソン大会へ参加予定の人にも便利です。さらに、水泳やサイクリング、ゴルフの便利機能も搭載しています。
Garmin vivoactive 5とVenu 3を比較しての違い
Garmin(ガーミン)の人気スマートウォッチであるvivoactive 5とVenu 3はどちらも画面が綺麗で、バッテリー持ちが良く、便利な音楽再生機能を備え、Suica決済に対応し、豊富な健康機能を搭載し、様々なスポーツ・フィットネスに対応するなど多くの点で共通しています。しかし、価格は約2万円の差があり、一体どこに違いがあるのか気になるところです。vivoactive 5とVenu 3の主な違いは、「ベゼル素材」、「通話機能」、「音声アシスタント」、「時差ぼけアドバイザー」、「ABCセンサー」、「ワークアウト動画」の6点です。基本的に多くの人にはvivoactive 5で十分ですが、これら6点の違いに魅力を感じるならVenu 3を選ぶのが正解です。
違い①ベゼル素材
Garmin vivoactive 5とVenu 3の外観の大きな違いが、ディスプレイ周囲の装飾部分であるベゼルの素材です。vivoactive 5がアルミニウムベゼルに対し、Venu 3がステンレススチールベゼルです。アルミニウムベゼルよりも光沢感あるステンレススチールベゼルを採用したVenu 3の方が高級感ある見た目となっています。ディスプレイサイズもvivoactive 5が1.2インチに対し、Venu 3が1.4インチと大きく時計自体の存在感も強く、この点もVenu 3の高級感を増す要素となっています。Venu 3はvivoactive 5よりもキレイめなデザインであるため、プライベートやスポーツだけではなく、ビジネスシーンでも着用しやすいです。
違い②通話機能
vivoactive 5とVenu 3の機能面での大きな違いが、マイクとスピーカーを搭載しているかしていないかの違いです。vivoactive 5はマイクとスピーカーは非搭載のため、Bluetooth通話非対応です。Venu 3はマイクとスピーカーを搭載し、Bluetooth通話に対応しています。vivoactive 5は着信通知があった際、通話をするためにはスマホをカバンやポケットから取り出しスマホで通話する必要がありますが、Venu 3ならスマホを取り出すことなく手元の時計のマイクとスピーカーを通して通話が出来ます。Venu 3ならハンズフリー通話が出来るため、作業中で手がふさがっているシチュエーションでも作業を止めることなく通話が出来ます。
違い③音声アシスタント
vivoactive 5とVenu 3の違いの三つ目は、音声アシスタント機能を利用出来るか出来ないかの違いです。vivoactive 5はマイクとスピーカーを搭載していないため、音声アシスタント機能は利用出来ません。一方、マイクとスピーカーを時計本体に内蔵したVenu 3なら音声アシスタント機能を利用出来ます。Venu 3なら、SiriやGoogleアシスタントを利用し、声で様々な問いかけや操作が可能となります。例えば、天気を聞いたり、経路を聞いたり、タイマーやアラームをセットしたり、家電を操作したりといったことが出来るようになるのです。
違い④時差ぼけアドバイザー
vivoactive 5とVenu 3の違いの四つ目は、時差ぼけアドバイザーへの対応非対応の違いです。vivoactive 5は時差ぼけアドバイザー非対応で、Venu 3は時差ぼけアドバイザー対応です。Venu 3は、Garmin Connect Mobileアプリにあらかじめ旅行予定を入力することで、旅行前・旅行中・旅行後の3段階にて時差ぼけを軽減するためのアドバイスを受けられます。例えば、いつ光を浴びるべきか、または避けるべきか、いつ寝るべきか、いつ運動すべきかなどのアドバイスを受けられるのです。仕事で海外出張が多いビジネスマンや、海外旅行が好きな旅人にはVenu 3が便利です。
違い⑤ABCセンサー
vivoactive 5とVenu 3の違いの五つ目は、ABC時計として使えるかどうかの違いです。ABC時計とは高度計(Altimeter)、気圧計(Barometer)、コンパス(Compass)を備え、登山やトレッキング時に必要な情報を計測出来るアウトドアウォッチのことです。vivoactive 5はコンパス機能を備えるものの、気圧高度計は非搭載です。一方、Venu 3はコンパス機能と気圧高度計を備えるためABCウォッチとして活用可能で、アウトドアシーンではvivoactive 5よりも安心して使えるスマートウォッチとなっています。趣味で山でのアクティビティでも使う予定なら、ABCセンサー内蔵のVenu 3が安心です。
違い⑥ワークアウト動画
vivoactive 5とVenu 3の違いの六つ目は、ワークアウト動画の画面表示に対応しているかどうかの違いです。vivoactive 5は非対応に対し、Venu 3は対応です。ワークアウト動画を画面に表示する機能は、ワークアウトの姿勢やポーズをわかりやすいアニメーション動画で手元に表示してくれる機能のことです。筋トレやカーディオ、ヨガ、ピラティスなどのアクティビティを実践する際に動画を見ながら正しいやり方で取り組めます。
Garmin vivoactive 5とVenu 3のスペック比較表
機種 | vivoactive 5 | Venu 3 |
---|---|---|
画像 | ||
販売ページ | amazon | amazon |
発売日 | 2023年10月11日 | 2023年9月7日 |
価格 | 39,800円 | 60,800円 |
サイズ | 42.2x42.2x11.1mm | 45x45x12mm |
重量 | 23g (バンド込36g) |
30g (バンド込47g) |
レンズ | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass 3 |
ベゼル | アルミニウム | ステンレススチール |
ケース | FRP | FRP |
ストラップ | シリコン | シリコン |
ディスプレイサイズ | 1.2インチ | 1.4インチ |
ディスプレイタイプ | AMOLED | AMOLED |
解像度 | 390x390 | 454x454 |
タッチスクリーン | ○ | ○ |
カラー表示 | ○ | ○ |
防水 | 5 ATM | 5 ATM |
バッテリー (スマートウォッチモード) |
11日間 | 14日間 |
バッテリー(GPSモード) | 21時間 | 26時間 |
内蔵メモリ | 4GB | 8GB |
通知 | ○ | ○ |
メール返信 (Androidのみ) |
○ | ○ |
通話 | - | ○ |
音楽保存 | ○ (500曲) |
○ (650曲) |
Garmin Pay | ○ | ○ |
Suica | ○ | ○ |
音声アシスタント | - | ○ |
アクティビティ中の事故検出 | ○ | ○ |
救助要請 | ○ | ○ |
歩数/移動距離/消費カロリー | ○ | ○ |
週間運動量 | ○ | ○ |
心拍数 | ○ | ○ |
呼吸数 | ○ | ○ |
血中酸素 | ○ | ○ |
睡眠モニタリング | ○ | ○ |
睡眠コーチ | ○ | ○ |
昼寝検出 | ○ | ○ |
HRVステータス | ○ | ○ |
モーニングレポート | ○ | ○ |
フィットネス年齢 | ○ | ○ |
Body Battery | ○ | ○ |
ストレスレベル | ○ | ○ |
ブレスワーク | ○ | ○ |
瞑想 | ○ | ○ |
水分補給トラッキング | ○ | ○ |
女性のための健康トラッキング | ○ | ○ |
ヘルススナップショット | ○ | ○ |
時差ぼけアドバイザー | ○ | ○ |
ABCセンサー | - | ○ |
GPS | ○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
GPSによる距離・タイム・ペース計測 | ○ | ○ |
心拍ゾーン | ○ | ○ |
VO2MAX | ○ | ○ |
リカバリータイム | ○ | ○ |
Garminコーチ | ○ | ○ |
ワークアウト動画表示 | - | ○ |
鍛える筋肉の部分を示すグラフィックスを画面に表示 | ○ | ○ |
ゴルフ機能 | ○ | ○ |
Garmin vivoactive 5とVenu 3、選ぶならどっちがおすすめ??
コスパ重視なら、vivoactive 5がおすすめ!
Garmin(ガーミン)のスマートウォッチを選ぶなら、vivoactive 5か、Venu 3か悩むところですが、一番のおすすめは、コスパの高い「vivoactive 5(ヴィヴォアクティブ5)」です。
vivoactive 5の最大の魅力は、定価4万円のリーズナブルな価格帯のモデルでありながらも、欲しい機能がほとんど入ったコスパ最強モデルである点です。vivoactive 5は、スマートウォッチで人気の高い機能である、通知機能や音楽再生機能、電子マネー機能、GPS計測機能、睡眠計、血中酸素測定などは網羅していて足りない機能がほぼありません。ディスプレイは高精細AMOLEDを採用し画面表示はとても綺麗ですし、バッテリー持ちは最大11日間と長いのも魅力的です。
vivoactive 5は入門機でありながらも、健康管理用としても運動用としても優れた機能性を誇るため、どんな人にもおすすめ出来る一押し機種です。ガーミン製スマートウォッチで迷ったら、コスパ最強モデルであるvivoactive 5を選んでおけば間違いありません。
高級感や通話機能を求めるなら、Venu 3がおすすめ!
Garmin(ガーミン)のスマートウォッチを選ぶなら、仕事にも使える高級感のあるデザインの機種を選びたいという人や、作業中でも通話可能なハンズフリー通話対応の機種を選びたいという人には、vivoactive 5よりもワンランク上の上位スマートウォッチである「Venu 3(ヴェニュー3)」がおすすめです。
Venu 3の最大の魅力は、ステンレススチールベゼルによる高級感ある見た目と、Bluetooth通話対応の高い機能性です。エントリーモデルのアルミニウムベゼルと違い、光沢感あるプレミアム素材のステンレススチールベゼルを採用し、見た目に高級感があります。スポーティーな雰囲気抑えめで、綺麗めな印象に仕上がっているため、ビジネスシーンで着用するのにも最適です。また、時計本体にマイクとスピーカーを搭載し、手元の操作のみで通話が完結出来るBluetooth通話に対応し、作業をしながらの通話が捗ります。また、音声アシスタントが使えるのも特徴で、スマートウォッチのあるよりスマートな生活を楽しめるようになります。
Venu 3はエントリーモデルでは物足りないという人や、見た目がよりオシャレでカッコいいものが欲しいという人や、機能性にこだわりたいという人に一押しの機種です。
vivoactive 5か、Venu 3か、ベストな選択を!
Garmin(ガーミン)の人気スマートウォッチであり、どちらも機能性に優れたスマートウォッチであるvivoactive 5とVenu 3。特に大きな違いは、アルミニウムベゼルかステンレススチールベゼルかの違いと、Bluetooth通話に対応しているかしていないかの違い。基本的にはコスパの高いvivoactive 5がおすすめですが、高級感や通話機能を求めるならVenu 3もおすすめ。vivoactive 5か、Venu 3か、どちらか自身の予算やデザインの好み、使用用途に合った方を選び、ガーミン製スマートウォッチのある便利な生活を体験してみましょう。