HUAWEI(ファーウェイ)の人気スマートウォッチであるWATCH GTシリーズの2024年最新作である「HUAWEI WATCH GT 5・GT5 Pro」が登場。ゴルフナビ機能で大きな注目を集めたGT 4からどのような進化を遂げたのか気になるところ。今回の記事では、HUAWEI WATCH GT 5がGT4から進化したところと、GT 5とGT 5 Proの違いの比較を紹介しています。HUAWEI製スマートウォッチの2024年最新機種であるWATCH GT 5とGT 5 Proが気になっているという人は是非参考に。
目次
HUAWEI WATCH GT 5とは
HUAWEI WATCH GT 5(ファーウェイウォッチジーティー5)とは、中国の大手通信機器メーカーであるHUAWEIの2024年最新スマートウォッチです。ファッショナブルで高級感漂うデザインと、長時間バッテリー、多彩なスポーツ&ヘルスケア機能が特徴のGTシリーズの2024年新型モデルです。2023年発売モデルのGT 4の後継機として、2024年10月9日に発売開始されました。
HUAWEI WATCH GT 5は、従来のHUAWEI TruSeenやHUAWEI TruSleep、HUAWEI TruSportsなどの個々のモニタリング技術をHUAWEI TruSenseシステムに統合し、スポーツ&ヘルスケア分野の測定精度が高く、測定速度が速い次世代型スマートウォッチへと変貌を遂げています。人気のゴルフ機能やランニング機能には新機能を追加。ヒマワリ型アンテナ導入でGPS精度も向上。時計本体の耐久性も向上。機能性に優れるだけではなく、GTシリーズらしいスタイリッシュで高級感も漂うデザインであるため、スポーツシーンやビジネスシーンにと幅広いシーンで着用出来ます。
HUAWEI WATCH GT 5とGT 4を比較し、GT 5が進化したところ
- 耐久性向上
- ダイビング機能搭載
- ゴルフ機能強化
- ランニング機能強化
- GPS精度向上
- 情緒測定搭載
- キーボード入力対応
2024年新発売のHUAWEI WATCH GT 5は、2023年発売のGT 4からどのような進化を遂げたのか。GT 4からGT 5で大きく変わったのは、「耐久性」、「ダイビング機能」、「ゴルフ機能」、「ランニング機能」、「GPS精度」、「情緒測定」、「キーボード入力」の7点です。
進化①耐摩耗性と防水・防塵性能が向上
HUAWEI WATCH GT 5はGT 4よりも耐久性が向上しています。GT 5より、時計本体に防護塗装が施されており、GT 4と比較し耐摩耗製が200%向上しています。また、防水性能の一つの規格である○ ATMは、GT 5とGT 4ともに5 ATM(水深50mに相当する圧力に対応)である点は同じです。
しかし、GT 5では防水防塵性能の規格であるIP69Kを追加しています。IP69Kは、「6」が“本体への塵の侵入なし(防塵性能)”を表し、「9K」が“高温・高圧パワフルなウォータージェットに対する保護(防水性能)”を表します。つまり、GT 5の方が海や川、プール、砂浜、トレイルなどでより安心して使えるようになったという訳です。
進化②40mフリーダイビングに対応
HUAWEI WATCH GT 5シリーズの目玉となる新機能が、ダイビング機能です(GT 5 Proのみ)。Apple Watch UltraシリーズやGarmin fenixシリーズを始め、各社のスマートウォッチでは、10万円オーバーのハイエンド機種にダイビング機能を追加するのが直近のスマートウォッチ業界のトレンドとなっています。しかし、HUAWEI WATCH GT 5 Proは5万円以下で買えるスマートウォッチであるにも関わらず40mのフリーダイビングに対応したダイビング機能が追加されているのが注目すべきところです。GTシリーズにもダイビング機能が追加されたのは、さすがHUAWEIといったところ。
進化③ゴルフ機能に新機能追加
HUAWEI WATCH GT 4から搭載されたゴルフナビ機能は、多くのユーザーから高い評価を得ていました。そして、今回のGT 5でも当然にゴルフナビ機能が搭載され、そして便利な新機能が追加されています。GT 4では、ゴルフコースマップは2D仕様だったのですが、GT 5から3D仕様へと進化し、よりコース情報を把握しやすくなっています。また、GT 5 Proではグリーン攻略機能も多数搭載され、休日にゴルフを楽しむ人にとっても非常に完成度の高いスマートウォッチとなっています。
進化④ランニング機能に新機能追加
GTシリーズは長時間バッテリーを備え、様々な種類のワークアウトに対応し、多彩なトレーニング機能を搭載しているのが魅力で、ランニングウォッチとして活用している人も多いです。今回のHUAWEI WATCH GT 5はGT 4にはないランニング関連の新機能が追加されています。それが、ワークアウト中のフルカラーマップ表示と、ウォッチのみでのランニングフォーム分析機能です。
GT 5ならランニング中のワークアウト画面にフルカラーマップを表示し、フルカラー地図上にて自分自身の現在地や進行方向、走ってきたルートなどを一目でチェック出来るようになります。また、ランニングフォーム分析機能では、別途フォーム分析用アクセサリーを準備することなく、左右バランスや接地時間、上下動(垂直振動)などのデータを取得し、パフォーマンス向上や怪我防止に役立てることが出来ます。
進化⑤ヒマワリ型アンテナでGPS精度向上
HUAWEI WATCH GT 5は、ヒマワリ型アンテナを導入し、ヒマワリ型アンテナとインテリジェントなアルゴリズムの組み合わせにより、GPS精度がGT 4よりも向上しています。ヒマワリ型アンテナとは、太陽の方を向いて咲くヒマワリのように、常に衛星の方向を自動認識し信号を最適な状態に調整する革新的なアンテナのことです。特に、手首の位置や向きが絶えず変わるランニングやゴルフなどのスポーツシーンにおいてヒマワリ型アンテナの威力が発揮されます。HUAWEIによると、この技術により、ルート精度が25%、距離精度が20%、ペース精度が20%向上しているとのことです。
進化⑥新たな情緒測定を搭載
HUAWEI WATCH GT 5では、GT 4まではそれぞれ独立していたモニタリング技術(HUAWEI TruSeen/HUAWEI TruSleep/HUAWEI TruSports等)が多次元センシングシステムに統合した「HUAWEI TruSense」を導入しています。これにより、スポーツとヘルスケア関連のそれぞれの測定精度や測定速度が向上しています。ヘルスケア機能として、従来通り、心拍数、睡眠、睡眠時呼吸乱れ、血中酸素、ストレス、体表面温度など多数の機能を搭載しています。
そして、GT 5にて新搭載されたヘルスケア機能が、情緒測定です。情緒測定とは、情緒の安定や乱れを「快適」、「普通」、「不快」の3段階で測るものです。「不快」の状態が続いている時には、呼吸エクササイズを使ってリラックスするようにするなど、心の状態を可視化し心の安定を図ることが出来る便利な機能です。
進化⑦メッセージ返信時のキーボード入力に対応
HUAWEI WATCH GT 5では、GT 4にはなかったキーボード入力機能が追加されています。メールやメッセージへの返信時に、直接返信内容を手元で入力出来るため、時計本体での返信が捗ります。この機能は、返信含めAndroidスマホ限定です。iPhoneではキーボード入力だけではなく返信機能も利用出来ません。
HUAWEI WATCH GT 5とGT 5 Proの違い
HUWAEI WATCH GTシリーズの2024年最新機種であるGT 5には、無印の「GT 5」と、Proを冠する「GT 5 Pro」の2種類あります。ディスプレイ性能やバッテリー持ち、ランニング機能、ヘルスケア機能など多くの機能面では共通しているのですが、価格差は約1.5万円もの開きがあり、一体どんな違いがあるのか気になるところ。GT 5とGT 5 Proの大きな違いは、「レンズガラスとベゼルの素材」、「ゴルフ機能」、「ダイビング機能」の3点です。
違い①レンズガラスとベゼルの素材
HUAWEI WATCH GT 5とGT 5 Proのデザイン面での大きな違いが、外観パーツに使用している素材の違いです。GT 5はレンズガラスに一般的なスマートウォッチのレンズガラスを採用していますが、GT 5 Proには高級腕時計でもお馴染みのサファイアクリスタルガラスを採用しています。サファイアガラスは透明度が高く見栄えが良いのはもちろん、硬度が高く傷が付きにくいという特徴もあります。
さらに、ベゼル・ケースにはGT 5がステンレススチールに対し、GT 5 Proはこちらも高級腕時計定番のプレミアム素材であるチタニウムを採用しています。GT 5のステンレススチールベゼルも光沢感がありカッコいいのですが、GT 5 Proは落ち着きある上品な光沢感で大人の手元に似合うラグジュアリーな外観となっています。
違い②ゴルフ機能で追加された新機能の種類
HUAWEI WATCH GT 5では人気のゴルフ機能が強化されたのですが、GT 5 ProにはGT 5よりも多くの新機能が追加されています。GT 5にはないGT 5 Proのみの上位機能が、「グリーンの距離」、「グリーンの方向」、「グリーンの傾斜」です。GT 5でもグリーンまでの距離を測る機能はありますが、GT 5では中心部までの距離まで。一方、GT 5 Proでは中心部だけではなく手前や奥までの距離も測ることが出来るのでより便利です。グリーンの方向、グリーンの傾斜は完全にGT 5 Proのみの機能です。
違い③ダイビング機能の有無
HUAWEI WATCH GT 5シリーズでは、Apple Watch UltraやGarmin fenixの最新機種同様にダイビング機能が搭載されたことが話題ですが、このダイビング機能が使えるのはGT 5 Proのみ。無印のGT 5にはダイビング機能は非搭載です。GT 5 Proに搭載されたダイビング機能は、他社スマートウォッチ同様に40mまでのフリーダイビングに対応しています。
HUAWEI WATCH GT 5 Pro・GT 5 ・GT 4のスペック比較表
機種 | WATCH GT 5 Pro | WATCH GT 5 | WATCH GT 4 |
---|---|---|---|
画像 | |||
販売ページ | amazon | amazon | amazon |
発売日 | 2024年10月9日 | 2024年10月9日 | 2023年10月24日 |
価格 | 48,180円 | 33,880円 | 33,880円 |
サイズ | 46.3x46.3x10.9mm | 45.8x45.8x10.7 | 46x46x10.9mm |
重量 | 53g | 48g | 48g |
レンズ | サファイアガラス | ? | アルミノケイ酸ガラス |
ベゼル | チタニウム | ステンレススチール | ステンレススチール |
ケース | チタニウム | ステンレススチール | ステンレススチール |
バンド | フルオロエラストマー | フルオロエラストマー | フルオロエラストマー |
ディスプレイサイズ | 1.43インチ | 1.43インチ | 1.43インチ |
ディスプレイタイプ | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
画面解像度 | 466x466 | 466x466 | 466x466 |
タッチスクリーン | ○ | ○ | ○ |
防水 | 5ATM/IP69K | 5ATM/IP69K | 5ATM |
バッテリー | 14日間 | 14日間 | 14日間 |
ワイヤレス充電 | ○ | ○ | ○ |
通知 | ○ | ○ | ○ |
クイック返信 (Androidのみ) |
○ | ○ | ○ |
キーボード入力 (Androidのみ) |
○ | ○ | - |
Bluetooth通話 | ○ | ○ | ○ |
音楽コントロール | ○ | ○ | ○ |
音楽保存再生 (Androidのみ) |
○ | ○ | ○ |
懐中電灯 | ○ | ○ | ○ |
天気情報 | ○ | ○ | ○ |
悪天候の警告 | ○ | ○ | ○ |
ムーンフェイズ,潮,日の出,日の入 | ○ | ○ | ○ |
GPS | ○ (GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/QZSS) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/QZSS) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/QZSS) |
デュアルバンドGPS | ○ | ○ | ○ |
ヒマワリ型アンテナ | ○ | ○ | - |
各種センサー | 加速度/ジャイロ/地磁気/光学式心拍/気圧/温度 | 加速度/ジャイロ/地磁気/光学式心拍/気圧/温度 | 加速度/ジャイロ/磁気/光学式心拍/気圧/温度 |
活動リング | ○ | ○ | ○ |
ボディメイカー | ○ | ○ | ○ |
心拍数 | ○ | ○ | ○ |
睡眠測定 | ○ | ○ | ○ |
睡眠中呼吸乱れ検知 | ○ | ○ | ○ |
血中酸素測定 | ○ | ○ | ○ |
ストレス測定 | ○ | ○ | ○ |
体表面温度測定 | ○ | ○ | ○ |
情緒測定 | ○ | ○ | - |
呼吸エクササイズ | ○ | ○ | ○ |
生理周期カレンダー | ○ | ○ | ○ |
Health Clover | ○ | ○ | ○ |
カスタムワークアウトモード | ○ (100種類以上) |
○ (100種類以上) |
○ (100種類以上) |
プロワークアウトモード | ○ (20種類) |
○ (20種類) |
○ (20種類) |
ワークアウトモードを自動識別 | ○ (6種類) |
○ (6種類) |
○ (6種類) |
ランニングコース | ○ (13種類) |
○ (13種類) |
○ (13種類) |
ワークアウト中のフルカラーマップ | ○ | ○ | - |
ランニングフォーム分析機能 | ○ | ○ | - |
ゴルフ機能 | ○ | ○ | ○ |
コース全景 | ○ (3D) |
○ (3D) |
○ (2D) |
ハザード全景 | ○ | - | - |
グリーンの距離 | ○ (手前/中心/奥) |
○ (中心) |
○ (中心) |
グリーンの傾斜 | ○ | - | - |
グリーンの方向 | ○ | - | - |
ダイビング機能 | ○ | - | - |
HUAWEI WATCH GT 5・GT 5 Proか、GT4か、今選ぶならどれがおすすめ??
おすすめNO.1は、最新機種のGT 5!
今、HUAWEI(ファーウェイ)の人気スマートウォッチシリーズであるGTシリーズからスマートウォッチを選ぶなら、多くの人に一番におすすめしたいのは、2024年最新機種である「GT 5」です。
HUAWEI WATCH GT 5の最大の魅力は、ファッション性の高いデザインに、最大14日間のロングバッテリーに、多彩なスポーツ・ヘルスケア機能にと、バランスの優れたスマートウォッチである点です。アナログ時計のようなシックなデザインに光沢感あるステンレススチールベゼルを採用しファッショナブルな見た目です。HUAWEI最新のHUAWEI TruSenseシステムを搭載し、スポーツ関連機能も健康管理機能も非常に充実しています。特に、スポーツ機能では新機能であるワークアウト中のフルカラーマップ表示やフォーム分析機能、3Dのゴルフコースマップ表示などが便利です。健康関連では情緒測定も追加され、心身ともにケアが出来ます。
定価3万円台前半で買えるスマートウォッチとしては、かなり高性能なスマートウォッチに仕上がっており、さすがHUAWEIのGTシリーズの最新機種といったところ。今、HUAWEIのスマートウォッチを選ぶなら選んでおいて間違いのない機種です。
高級感や専門性の高いゴルフ機能、ダイビング機能を求める人には、GT 5 Pro!
スマートウォッチに高級感を求める人や、ゴルフ好きの人、ダイビングにも使いたいという人には、GTシリーズの2024年最上位モデルである「GT 5 Pro」がおすすめです。
HUAWEI WATCH GT 5 Proの最大の魅力は、高級腕時計に使われるプレミアム素材であるサファイアガラスとチタニウムベゼルによる圧倒的な高級感です。細部まで手抜きなくこだわった造形となっているため、ビジネスシーンでも大人の男性としてカッコよく着用出来ます。そして、機能面では、前機種のGT 4よりもゴルフ機能が強化され、無印のGT 5にもない新機能を搭載しているため、ゴルフ好きにとってはもっとゴルフが楽しくなる最高のスマートウォッチとなっています。特にグリーンを攻略するための新機能が便利です。さらに、定価5万円以下でありながらも、ダイビング機能を搭載し、ダイビング機能付きスマートウォッチが欲しいという人にとっては非常にコスパが良いです。
デザインや素材、機能性にとことんこだわる人は、GTシリーズの2024年最新モデルであり、最強モデルであるGT 5 Proを選んでみるのがおすすめです。
安く買うなら、値下がり中のGT 4!
HUAWEIの長時間バッテリー搭載かつ高機能なスマートウォッチが欲しいという人には、GT 5の登場により販売価格が下がっている旧機種のGT 4を選んでみるのがおすすめです。
今、HUAWEI WATCH GT 4を選ぶ最大の魅力は、HUAWEI製の高性能スマートウォッチが約3万円で買えるコスパの高さです。旧機種ですが、スタイリッシュな外観や、高精細AMOLEDディスプレイによる画面の美しさや、最大14日間のロングバッテリーである点はGT 5と同じです。健康機能では、睡眠時呼吸乱れや血中酸素、ストレスレベル、体表面温度など多くの最新機能に対応しています。スポーツ機能でも、多くのワークアウトに対応し、HUAWEIが誇る専門性の高いトレーニング機能を多数活用出来ます。
HUWAEI WATCH GT 4はGT 5が登場した今でも、外観や機能面で古っぽさを感じることが一切ないため、最新機種へのこだわりが特にない人ならGT 4でも十分に満足出来るはずです。
HUAWEI WATCH GTシリーズの2024年最新モデルであるGT 5やGT 5 Proを体験してみよう!
2024年登場のHUAWEI WATCH GT 5とGT 5 Proは前作のGT 4よりも着実に進化しています。特に、ランニングやゴルフなどのスポーツを楽しむ人にとっては最新機能は多いに魅力に感じるはずです。今回のGT 5とGT 5 Proでは、HUAWEIの全く新しい技術ブランドであるHUAWEI TruSenseを搭載しているため、ヘルスケア分野においてもその進化を多いに体験出来るはずです。HUAWEI WATCH GTシリーズに興味がある人はこの機会に最新のGT 5やGT 5 Proの最新機能を体験してみましょう。