GPS機能付きキッズスマートウォッチのおすすめ4選【子供の位置情報を共有出来る】

未就学児や小学生の見守りアイテムとしてGPS機能付きキッズスマートウォッチがおすすめです。腕時計本体にGPSセンサーを搭載したキッズスマートウォッチなら、親のスマホアプリから子供の居場所をすぐに確認出来るので便利です。今回の記事では、子供一人での登下校・お留守番中の見守りや、外出中の迷子防止などに役立つ、GPS機能付きキッズスマートウォッチのおすすめ機種を紹介しています。幼稚園児（保育園児）や小学校低学年・中学年の小さい子供を持つお母さん、お父さんは是非参考に。

GPS機能付きキッズスマートウォッチとは

GPS機能付きキッズスマートウォッチとは、時計本体にGPSセンサーを搭載し、着用者（子供）の位置情報を管理者（親）に共有出来る子供向けスマートウォッチのことです。親は家からでも職場からでも、一人で登下校中やお留守番中の子供の居場所をスマホアプリ上で簡単に確認出来ます。また、一般的な位置情報を取得するためだけの見守りGPS機器と違い、メッセージや電話などの連絡手段を備えるのも特徴です。GPS機能付きキッズスマートウォッチは、まだ小さい子供にスマホを持たせるのは早いと感じる、未就学児や小学校低学年・中学年の子供を持つ家庭に人気です。

GPS機能付きキッズスマートウォッチのメリット

幼稚園児（保育園児）や小学校低学年・中学年の子に、GPS機能付きキッズスマートウォッチを持たせてみるのがおすすめ。GPS機能付きキッズスマートウォッチは、「子供の居場所が分かる」、「子供の迷子対策になる」、「子供の迎えが楽になる」、「子供との連絡手段として使える」、「置き忘れや紛失の心配がない」などのメリットがあります。

メリット①子供の居場所がすぐ分かる

GPS機能付きキッズスマートウォッチの一番のメリットは、親が子供の居場所をすぐに把握出来ることです。子供がちゃんと学校へ行けているか、寄り道せずまっすぐ家に帰れているか、家でお留守番出来ているか、塾や習い事に行けているか、変な事故や事件などのトラブルに巻き込まれていないかなど、小さい子供を持つ親としては不安がいっぱいです。GPS機能付きキッズスマートウォッチなら、通勤中や職場での仕事中でもスマホアプリ上でサッと子供の位置情報をチェック出来るため安心です。特に、子供が幼稚園（保育園）から小学校に上がり初めて一人で登下校するようになった新一年生を持つ親にとっては非常に心強い存在となります。

メリット②子供が迷子になってもすぐに探せる

子供にGPS機能付きキッズスマートウォッチを持たせておけば、大型スーパーやショッピングモール、遊園地、動物園などのお出かけ先で子供が迷子になってしまった時でもすぐに子供を見つけることが出来ます。特に、ワンオペで子供二人以上を連れてのお出かけだと、どうしても一番小さい子につきっきりになり、ふと気づいたらお兄ちゃん（お姉ちゃん）がいなくなっているなんてこともあります。はぐれてしまった子供がGPS機能を備えたキッズスマートウォッチを付けていれば、慌てることなくスマホアプリで子供の位置を確認しすぐに迎えに行くことが出来ます。

メリット③子供のお迎えが楽になる

GPS機能付きキッズスマートウォッチは、子供がどこにいるのか分かるため、子供のお迎えが楽になるメリットもあります。塾や習い事終わりなどの子供のお迎えでは、子供が予定時刻に待ち合わせ場所に来なくて待ちぼうけになることもあります。また、子供が待ち合わせ場所を間違えているなんてことも。あらかじめGPSで子供の位置情報がわかれば、ちょうど良いタイミングで待ち合わせ場所にお迎えに行くことが出来ますし、子供が待ち合わせ場所を間違えている場合でもそれにすぐに気づくことが出来ます。

メリット④メッセージや電話など連絡手段としても使える

GPSによる位置情報を取得出来る子供向けスマートウォッチの場合、一般的な見守りGPS機器とは違い、スマホのようにテキストメッセージや電話などで子供と連絡がとれる商品が多いです。子供の居場所確認に役立つだけではなく、いつでもどこでも子供と連絡がとれるので、小さい子供が家で一人でお留守番することが多い共働き世帯にはより安心感のある製品となっています。

メリット⑤腕に付けるから置き忘れや紛失の心配がない

GPS機能付きキッズスマートウォッチは腕に付ける腕時計タイプのGPS機器なので、スマホよりも置き忘れや紛失の心配が少なく、小さい子供にも安心して持たせることが出来ます。

GPS機能付きキッズスマートウォッチのデメリット

GPS機能付きキッズスマートウォッチは子供の居場所の確認に便利なアイテムですが、購入前に知っておきたいデメリットもあります。そのデメリットが、「月額料金がかかる」、「そのままだと学校へ持ち込めない可能性もある」の2点です。

デメリット①本体購入代金とは別に月額料金がかかる

見守りGPS機器やスマホ同様に、GPS機能付きキッズスマートウォッチも本体価格とは別に月額料金がかかります。子供の位置情報を親に共有出来る、どのGPS関連商品も月額料金がかからない商品はありません。一部に月額料金がかかならない買い切り型と謳う商品もありますが、あくまでも期間限定で月額料金0円（その分、本体代金高め）というだけで、特定期間経過後は普通に月額料金が発生します。ちなみに、月額料金は基本的にどこも1000円以下です。

デメリット②学校へ持ち込むなら申請が必要な場合も

キッズスマートウォッチはそのままだと学校へ持ち込み出来ないこともあります。全国各地の多くの公立小学校では、学校へのスマホなどの通信機器の持ち込みは原則禁止で、緊急時の連絡手段や登下校時の子供の安全確保などの目的で持ち込みをする場合にのみ持ち込みが許可されるようになっています。スマートウォッチもスマホ同様に扱われるため、学校へ持ち込みするなら学校側に持ち込みの許可を得るための申請をする必要があります。ただし、バンドを取り外してキーホルダーのようにすれば他のキーホルダー型のGPS機器同様にすんなりと持ち込み出来ることが多いです。

GPS機能付きキッズスマートウォッチの人気メーカー

GPSによる位置情報共有機能を活用出来るGPS機能付きキッズスマートウォッチは、どんなメーカーが人気があるのか。主に小学生の子供を持つ親に人気が高いのが、シンガポール発のキッズ向けスマートデバイスメーカーであるmyFirst社と、iPhoneでお馴染みのApple社の2社です。Amazonや楽天市場などの通販サイトには、myFirst FoneやApple Watch以外にもGPS機能を売りにする中華製の安いキッズスマートウォッチも多数見かけますが、「SIMが使えなかった」、「位置情報の精度が悪い」、「すぐに使えなくなった」など使用者の口コミがとても悪いため、安物買いの銭失いとならないためにも、myFirst FoneかApple Watchを選んでおくのが無難です。

子供専用スマートウォッチ「myFirst Fone」

GPS機能付きキッズスマートウォッチとして人気が高いのが、IT大国のシンガポールで生まれた子供用スマートウォッチブランドであるmyFirst Fone（マイファーストフォン）です。myFirst Foneは端末本体にGPSセンサーを搭載し、子供の移動履歴を確認出来る「リアルタイムGPS追跡」や、子供が設定エリア（安全エリア）を越えた時に親に通知が届く「セーフゾーン」を備えています。

また、万が一の際に親にSOS発信出来る「ワンタッチSOSボタン」や、親と顔を見ながら電話出来る「ビデオ通話」なども備え、小学生の子供を持つ家庭に評判の高いキッズスマートウォッチとなっています。月額980円でデータ無制限で利用出来るmyFirst Fone専用SIMも用意されており、使い過ぎて月額料金が高くなるなんて心配もありません。

子供向け設定が利用出来る「Apple Watch」

子供専用キッズスマートウォッチであるmyFirst Fone以外では、Apple Watch（アップルウォッチ）も子供の位置情報が取得出来るスマートウォッチとして人気です。Apple Watchはファミリー共有機能を活用することで、親のiPhoneで子供のApple Watchを設定・管理出来るようになります。

Apple Watchを子供に持たせることで親のiPhoneの探すアプリにて子供の位置情報を確認出来ます。子供の居場所までの経路表示やナビも可能です。また、子供が学校や自宅などの特定の場所に出発したり、到着した際に通知を受け取ることも出来ます。さらに、メッセージアプリや電話アプリなどで連絡を取り合うことも出来ます。auや楽天モバイルのファミリー共有向けプラン（SIM契約）にて、利用可能です。

GPS機能付きキッズスマートウォッチのおすすめ

myFirst Fone R1c

GPS機能を備え、親からも評判の高いキッズスマートウォッチの中で、価格抑えめな商品を選びたいという人には、小学生の子供を持つ家庭からの口コミが良いmyFirst Foneシリーズのエントリーモデルである「myFirst Fone R1c（マイファーストフォンアールワンシー）」がおすすめです。

myFirst Fone R1cの最大の魅力は、子供専用で使いやすいGPS機能付スマートウォッチが定価1.5万円以下で買えるコスパの良さです。キッズ向けスマートウォッチ専用ブランドであり、親からの評判も良いmyFirst Foneシリーズなので安心して購入出来ます。GPSで子供の今現在の居場所が分かるだけではなく、子供の移動履歴も分かります。あらかじめ親が設定した特定エリア（200mから2000mの範囲内で設定可能）を越えた時には親に通知が届くセーフゾーンと呼ばれる機能もあり安心です。

また、チャット機能やビデオ通話機能もあり、子供との連絡手段としても便利に活用出来ます。一般的なGPSによる位置情報共有機能に特化した見守りGPS機器よりも使い勝手が良く、スマホよりも機能性が制限されているため安心感があり、小さい子供に持たせるのにぴったりです。

myFirst Fone S3+

小学生の子供を持つ家庭に人気のmyFirst Foneシリーズの中から、エントリーモデルよりも高機能で、最上位よりもリーズナブルな、価格と機能性のバランスに優れたモデルを選びたい人には、「myFirst Fone S3+（マイファーストフォンエススリープラス）」がおすすめです。

myFirst Fone S3+の最大の魅力は、他の丸型デザインのmyFirst Foneシリーズとは違って、Apple Watch風のおしゃれなスクエアデザインを採用した子供専用スマートウォッチである点です。親がApple Watchを使っている家庭なら、子供もApple Watchに憧れているなんてことも多いと思いますが、S3+ならデザインが似ているため子供も大喜びしてくれるはずです（しかもApple Watchより安い）。機能面では、広角フロントカメラを搭載し、標準カメラよりも広い範囲を映すことが出来るため、ビデオ通話の際に子供や周りの様子がより見やすくなっています。もちろん、myFirst Foneの代表的機能であるリアルタイムGPS追跡やセーフゾーン、SOSボタンにも対応。

そして、データ通信を利用するためのSIMカードは物理カードを端末本体へ差し込むタイプではなく、もともとも端末内部にSIM機能が搭載されたeSIM内蔵型となっています。そのため、アプリ上でスピーディーに開通手続きを済ませることが出来ます。

myFirst Fone R2

myFirst Foneの最新の上位モデルを選びたいという人には、「myFirst Fone R2（マイファーストフォンアール2）」がおすすめです。

myFirst Fone R2の最大の魅力は、画面輝度が明るくて、色の再現性も高い高精細ディスプレイのAMOLEDを採用しているため、屋外でも屋内でも画面が綺麗に見えるところです。フロントカメラにはmyFirst Foneシリーズで最高の性能を誇る広角500万画素カメラを採用しているため、ビデオ通話の際に親も子供もお互いの表情がわかりやすく、コミュニケーションが捗ります。また、本体上部によく使う機能を最大3個登録出来るスマートボタンを備えているため、小さい子供でも使いこなしやすくなっているのも魅力的です。例えば、お母さんへのチャットや、ビデオ通話、写真撮影などを設定可能です。

さらに、IPX8相当の耐水性能を備え、スピーカー・ポートからの水の排出が出来るウォーターロックモードも搭載しているため、防水性能が高く夏場の水遊びでも安心して付けていられます。カラー展開は5色と、myFirst Foneシリーズの中で最大のカラー展開となっており、男の子も女の子も満足してくれるはずです。

Apple Watch SE（セルラーモデル）

自分達がiPhoneやApple Watchを使っているから、子供にApple Watchを持たせたいという人には、Apple Watchのエントリーモデルである「Apple Watch SE（アップルウォッチエスイー）」がおすすめです。

Apple Watch SE（セルラーモデル）の最大の魅力は、ファミリー共有機能を活用することで、親のiPhone上の探すアプリで子供の居場所を確認出来るところです。子供の今の居場所がわかるだけではなく、家や学校などの特定の場所を出発したり、到着したりした際に通知を受け取れるので便利です。また、Apple Watchは米国製衛生測位システム（GPS）だけではなく、ロシア製GLONASSや欧州製Galileo、日本製みちびきなどにも対応し、GPS機能の精度が高いのも魅力的です。さらに、メッセージアプリや電話アプリなどを使い、連絡を取り合うことも出来ます。

GPS機能付きキッズスマートウォッチのおすすめ全機種のスペック比較表

機種	myFirst Fone R1c	myFirst Fone S3+	myFirst Fone R2	Apple Watch SE
画像
販売ページ	公式サイト	公式サイト	公式サイト	amazon
発売日	2023年	2024年	2023年	2022年
価格	14,800円	24,800円	29,980円	42,800円
本体厚み	16.30mm	14.75mm	13.6mm	10.7mm
重量	53g	55g	48g	26.4g(バンド除く)
ディスプレイ	TFT	IPS	AMOLED	AMOLED
画面解像度	?	?	360x360	324x394
防水	IPX7相当	IPX8相当	IPX8相当	50メートル
電池容量	580mAh	650mAh	650mAh	245mAh
カメラ	200万画素	広角200万画素	広角500万画素	-
SIMカード	NanoSIMカード(付属)	eSIM内蔵	eSIM内蔵	eSIM内蔵
バイブレーション	-	○	○	○
ひらがな表示	○	○	○	-
時刻表示	○	○	○	○
アラーム	○	○	○	○
ストップウォッチ	○	○	○	○
通知	○	○	○	○
メッセージ	○	○	○	○
音声通話	○	○	○	○
ビデオ通話	○	○	○	-
GPS	○ (GPS/A-GPS)	○ (GPS/A-GPS)	○ (GPS/A-GPS)	○ (GPS/GLONASS/Galileo/QZSS)
活動量計	○	○	○	○
心拍計	-	○	○	○
睡眠計	-	-	-	○
音楽再生	○	○	○	○
写真撮影	○	○	○	-
電子マネー	-	-	-	○

最後に：子供の見守りアイテムとして、GPS機能付きキッズスマートウォッチを活用してみよう

子供が幼稚園（保育園）から小学校に上がったり、学年が上がり行動範囲が広くなってくると、見守りアイテムが欲しくなってきます。そんな時に、GPSセンサーを搭載し子供の位置情報を親に共有出来るGPS機能付きキッズスマートウォッチが便利です。いつでもどこでも子供の居場所が確認出来るため親として大きな安心感を得ることが出来ます。GPS機能付きの小学生向けスマートウォッチとしては、myFirst FoneやApple Watchが人気のため、予算や使用用途に合った方を選び、子供の見守りアイテムとして活用してみましょう。